カテゴリ:ビジネス本
TOMTOMです
神田昌典氏の本です 近藤藤太さんの死の直前のインタビューをまとめたものですが、 何かとてつもない雰囲気をもった方だったのだろうと思います。 近藤藤太さんのプロフィールですが以下の通り。 国際トラブルシューター。1916年、東京芝白金に生まれる。 父親の転勤のため3歳から4年間ニューヨークで生活する。慶応義塾大学経済学部入学。 戦後、マッカーサー総司令部国際貿易部勤務。1950年、貿易会社「KONDO&CO.」 を設立。「英国海陸空軍協会」の日本購買代行に任命され、日本の代表的商品の買い付けを 行うなど貿易の振興をはかる。1955年より32年間、故岸信介総理大臣の渉外担当側近を 務める。1970年、貿易会社をクローズ。世界35カ国をわたり歩いた経験をもとに コンサルタントとなる。 本の中で心に残ったところを羅列します。 戦後等、混乱時には、一気にごく少数のものに巨富が動く すべてが破壊しつくされ、無に帰したとき、そこに煮えたぎるような希望を もった少数の人たちが現れた。井深大、盛田昭夫、本田宗一郎、、 99.9%の日本人がくらげのように無気力であるころ、突然変異のように 現れた。飛ぶように売れる商品を通じて自覚させられたのである。 「ドクターケニー」 人生の成功の秘訣はやるべきことをやるべきタイミングできちんとやること 「マダム・アイリーン・ジョーンズ」 人間は考え方で人生が決まる。でも残念なことに多くの人は自分なんて できない。自分なんてそれに値しないときめてしまう。自分で自分の能力に 限界をかけてしまう。今の自分には難しいかもしれない。でも未来の自分に はなんてこともない。 だから、未来の自分を信頼するの。未来のあなたにどうやったらそれが できたか聞いてみる トウタは破産したとき、号泣した。その時、心から声が聞こえた。 「お前はもともとゼロじゃないか。父親の家業が破産して親戚をたらい回し にされたときも、北朝鮮に懲罰として飛ばされた時も乗り越えてきたじゃ ないか。おまけに兵隊をして鍛えた頑丈な身体はあるし、お前の人脈、 経験、知恵はけっして失われることはない。何も失っていない。 何でもできる」 セールスは一瞬でも躊躇したらそれで終わり、どこまでも真顔で、さも あたり前のように振舞うことで相手は圧倒され、こちらのペースに飲み こまれていく。 数十年におよぶ苦難の歴史を生むのか、それとも耀ける時代を創りあげる のか。その決定を一人ひとりが担っている。一人ひとりのこの日の行動が 歴史となる。 評価:○ ★神田昌典 さんの感想の多い書籍はこちら★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.04.01 21:58:17
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