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ウイーンは、オーストリアの首都。 16世紀には、ハプスブルク家の婚姻政策によって、ボヘミアや ハンガリーを初めとする多くの国家を統治し、ヨーロッパ最大の ドイツ系帝国を築きました。 しかし、第一次大戦によって、ハップスブルク家は崩壊し、 チェコスロバキア、ハンガリー、ユーゴスラビア、ポーランドなどが 次々と独立。第二次大戦後、小国となったオーストリアは、永世中立国 となり、ウイーンはニューヨーク、ジュネーブに次ぐ第三の国連都市。
さて、ウイーン駐在といっても、月曜日~金曜日は東欧6ケ国への 巡回出張で、週末だけウイーンに滞在という変則。ところが、週末には 欧州出張中の取引先が、観光目的でウイーンに入ってくるので、 このアテンドの為に休めず、月、月、火、水、木、金、金の忙しさ。
取り敢えず、< ホテルカイザー・フランツ・ヨーゼフ >を、常駐宿 としました。カイザー・フランツ・ヨーゼフ1世とは、在位68年の < オーストリア帝国の国父 >として、国民に慕われているご仁 であって、ホテルにも彼の肖像や業績が多く飾られていました。
会社はウイーンの中心部ホテル内の一室にあり、ホテルからは Sバーン(近郊電車)で通勤してました。市内の交通機関として、 このほかUバーン(地下鉄)、路面電車、バスなどがあり、 リンク内ではフィアカーと呼ばれる観光馬車も走っています。
音楽の都ウイーンで有名なのは、カフェハウス。 これは、オスマン帝国によるウイーン包囲の際、トルコ軍が忘れて いったコーヒー豆を発見した事が、始まりと言われています。 甘いケーキ、ザッハトルテで有名な、< カフェ・デメル>、 ( 東京の表参道に、支店があるのを知っていますか?)、や カフェ・モーツアルト、カフェ・ム・ゼウムなどが有名。
ところで、ウインナー・コーヒーは和製造語であって、ウイーンには そのようなコーヒーはありません。人々は、エスプレッソと温かいミルクを 加えた上に、ミルクの泡をのせた< メランジェ >をカフェでは 註文します。
さて、ドイツ語未修のまま赴任した、悠愛の日常生活はどう だったのでしょうか?仕事は万国共通の英語で、出来ますので 問題ありませんが、市内では全てドイツ語ですので、これは 困りましたね。 スーパーに行っても、商品表示が全てドイツ語ですから、 歯磨きのチューブか、はたまた靴墨のチューブなのか、ようわからん。 とにかく見て中味が判別出来るものを買い、レジに行くとおばちゃんが 金額をドイツ語でわめきたてる。数字がよく聞き取れないので、いつも 大きな紙幣をだしお釣りをもらう事で、対処してました。そんなわけで、 悠愛のポッケには、< 夢 >と< お釣りの小銭 >がいつも、 じゃらじゃら大量に溢れかえっていたのです。 == 続 く==
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