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想い出は心の宝石箱に。。。

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2017.10.25
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カテゴリ:カテゴリ未分類

 

 

  最近 LGBTという言葉をよく聞きます。

 

  LESBIAN( レスビアン 女性同性愛者 )、 GEY( ゲイ 男性同性愛者 )、

   BISEXUAL( バイセクシュアル 両性愛者 )、TRANSGENDER( トランス

  ジェンダー )の、各語の頭文字をとったものです。

 

  19世紀から20世紀において、LGBTは精神障害として偏見をもたれていたこと

  から、彼等自身も社会から隠れるように、生活していました。しかし昨今では、その

  存在が公然化し、性の自由として彼らの権利もまた、認められるようになったわけです。

 

  実際東京都渋谷区では、2015年に男女平等及び多様性を尊重する社会を推移する

  条例が可決され、同性カップルを結婚に相当する関係と認める、< パートナー

  シップ証明書 >を交付する事となりました。
     

 

     

 

 

 

     一方、街中でダウン症の方を、よくみかけます。鼻の根元が低い、目がややつり

  上がった顔貌に、特徴がありますので直ぐにわかります。

  ダウン症とは、先天性の症候群で、1000人に一人という高い割合で生まれます。

   

  先天性の心疾患、消化器疾患、目振や斜視などの眼の症状、難聴などの合併症

  をあわせもつことから、発達に大きな問題を抱えています。かつてはダウン症の

  人の寿命は短かったのですが、現在では医療の発達により、合併症が治療でき、

  長く生きられるようになったわけです。

  

  この結果彼らを、会社やコミュニテイーがどのように受け入れていくべきか、

  問われているのが実情。

 

 

  このLGBTとダウン症という、いわゆる社会的な差別を受けている者達に、

  光を当てた映画を見ました。

  2012年に公開された、< チョコレート ドーナツ 原題 

  ANY DAY NOW >。

 

 

     

 

 

 

  1970年代のニューヨークブルックリンで、育児放棄された障害児をゲイの男性が

  育てたという実話に着想を得て、制作された映画です。

 

  ストーリーは、1979年カリフォルニアがバックグラウンド。

  シンガーを夢見ながら、ショーダンサーとして、日銭を稼ぐルデイ。ゲイであること

  を隠して、生きる弁護士のポール。そして、麻薬中毒患者の母の下で、愛を知らず

  育った、ダウン症のマルコ

 

  ゲイ同士のルデイとポールは、深く愛し合い同居を始めます。

  薬物使用で逮捕された母親に、委棄されたマルコを二人が引き取り、我が子のように

  慈しみ育てるのです。

 

      

 

 

  しかしそんな幸せの時は、長く続きません。

  ゲイであるがゆえに社会の好奇の目にさらされ、法によってマルコはポールと

  ルデイーから引き離されてしまいます。

 

  そして、悲劇の結末が待ち受けています。

 

 

      

 

   マルコを演じたアイザック・レイヴァは、実際俳優を目指すダウン症の患者であり、

  またルデイーを熱演したアラン・カミングは、彼自身が同性婚をしたゲイだけに、

  二人の演技には不自然さを感じません。

 

  アラン・カミングがこの映画の中で歌う、ボブ・デイランの名曲< I SHALL BE

   RELEASED >を初めとして、1970年代に流行った曲のBGMが、映画に彩りを

  添えてます。

 

  マイナリテイに対する差別への怒り、そして家族の愛とはなにか?を

  問いかけている、とても考えさせられる映画でしたね。

 

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Last updated  2017.10.25 12:00:06
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