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想い出は心の宝石箱に。。。

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2019.01.29
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カテゴリ:正しい日本語 

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  言葉というのものは、時代の変遷の中で、本来とは違う意味で​​使われるように
 
  なったものが、あるのですね。


  たとえば、< やばい >。 
  ​​

​​ もともと盗人の言葉で「捕まるおそれがある、危険だ」などの意味でした。

 しかし現在は意味が広がり、「勉強していないから、今度の試験、やばいよ」

 といったように、「自分に不利な状態が迫っている」という意味でも、使われて

 います。




      ​​
やけ食いのイラスト



​​​​ 若者の間では、「やばいよ、この味」とか「やっべ、これ、うっまー」

 などと使われ、この場合はおいしさが際立っていることを、あらわしています。

 ​​​​
​​これは、ほめ言葉にしか使わない人が、多いということだと。


​​

​​​​   また、< 大丈夫ですか? > < 大丈夫です >とのやりとり。

 大丈夫​​​​
​とは本来、危なげがない・間違いがない状態を、表わす言葉であった​

 です。ところが最近になって、< 大丈夫ですか? >という相手への
問いかけが、

 本来とは違う意味で使用され、そして< 大丈夫です。 >と
​​いう回答も、

 < 婉曲的な断り >として広く、俗語的に使用されています。​​

     



     
レジの会計のイラスト


                   

 ​  お弁当を買うと、(    お箸は大丈夫ですか?  )とスーパーのレジで、​​ 聞かれます。

 これは、いりませんか? という意味で、( 大丈夫です )​
と答えれば、いらないと

 いう意志表示。


  ガソリンスタンドで、( 灰皿
は大丈夫ですか? )と店員が聞きます。これは、

 たばこの吸い殻を捨て
​なくてもいいですか?との問いであって、( 大丈夫です)と

 いうのは、​
必要ないとの返答。


   要りません、必要ありませんという、明確な断りの言葉でなく、不明瞭​​ な日本語

 の特徴である、<  配慮言葉  >の一つであると。​​

 


​​​​​   日本は農耕文化としての歴史であり、集団の中でいかにうまく​​生きていく

 かが、生活の知恵でした。それゆえに相手の気持ちを慮り、​
イエス・ノーが明確

 でない表現をもって、その場を取り敢えず凌いだ
のです。それが

 かえって相手の誤解を生み、とんでもない結末に
なることも、多いのですが・・・​​​

 

                  


                                         
                                       (  阿形 ) 
    

   また、多弁の人間より寡黙の人の方が思慮深いと誤解され、何も​​言わずとも

 自分の考えをくみ取れという、< あうんの呼吸 >と​​
​​​​いうの重要視します。


 < 阿吽 >とは、仏教の梵字で< >が​​​​
​​口を開いて最初に出す音、そして

 < >が口を閉じて出す最後の​​
音であり、宇宙の始まりと終わりを表す言葉

 なのです。



 そこから
​​​狛犬や仁王のように、対のもので口を開いているものを< 阿形 >、

​​​

​   口を閉じているものを< 吽形 >と言うそうです。​​​転じて、二人の人物の呼吸まで

 合わせるような言動を、< 阿吽の呼吸 >​​
と呼ぶようになりました。    

 

  
              
          ( 吽形 )



 他人への配慮であれば、皇子も文句はいいませんが、他人におもねる言動は

​ 主義主張に反します。言いたいことを言う、自分の書きたいことを書く

 それが​
幣ブログの根幹をなすことを、是非ともご理解くださいませませ。


 

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Last updated  2019.01.29 12:15:33
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