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想い出は心の宝石箱に。。。

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2019.01.30
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カテゴリ:日々雑感
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​ ​​桂文枝の< 宿題 >という落語

​​
​​ 中学受験を控えた息子から、算数の手助けを頼まれ、自信満々の父親。

< 月夜の池に​​
鶴と亀が合わせて16匹いる。脚を数えると44本。鶴と亀は

     それぞれ何匹か?
 >と
尋ねられて頭を抱える。




     


 懐かしい~~~~!!!

​​​​ 皇子が小学校の時に習った鶴亀算です。当時は解くのに苦労しましたが、

 中学2年で方程式を​​​​
習えば、鶴亀算なんていとも簡単に解けたのでした。


 鶴をX匹、亀をY匹とすれば、鶴と亀は合わせて X + Y =16匹。

 鶴は足が2本、亀は4本ですから、足の数は   2X + 4Y =44本 

​​ この連立方程式を解けばいいだけの話です。


 すなわち、2( 16-Y )+ 4Y = 44  から、簡単に答えがでてきます。


​​


​​ それでは、鶴亀算で解くとどうなるか、みなさんも昔を思い出して、挑戦

 してみておくんなまし。​​


 

​​​​   (1)まず、ツルとカメの合計の頭数全部がカメだと考えてみます。

        全部がカメのときの足数は、16X4=64本

​​   足の本数からいって、全部がカメさんではないことが、わかりますね。


​​

 (2)全部がカメのときの足数の合計と、実際の足数の合計との差を求めます。

   64 - 44 = 20本
 

​​ (3)このときカメとツルを1匹ずつ取り換えると、足数は4-2=2本ずつ減って

   いきます。​​
何匹かずつか取り換えると、合計の足数は実際の足数と等しく

   なります。



​ 従って、(2)で求めた差20本を足数の差2で割ると何匹取り換えたかが

 分かり、10匹が​ツル
の数ということになります。そして、16-10=6匹が

 カメの数。





 現代の小学校指導要綱では、いずれ中学校で連立方程式を習うので、鶴亀算は

 小学校で
​​教える必要がない事になっています。しかし、中学受験では鶴亀算を

 利用した問題が、割と煩雑に​​
​​出題されていることから、では授業内容に入って

 いるとのこと。​​


 
   



           




​​​​ 鶴亀算の歴史は、4世紀の中国まで遡り、当時は( または雉 )とだった

 のが、日本に​​​​
​​伝わっておめでたい鶴と亀に替わったそうです。​​



​​ 明治以降、学校教育に西洋数学が採用され、鶴亀算のような< 和算 >は

 表舞台から​​
去る事となりました。しかし、無機質なXとYの連立方程式を、

 機械的に解くのと違い、
​​和算にはなんかそこに夢があると思いませんか?​​




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Last updated  2019.01.30 12:42:07
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