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2019.12.15
カテゴリ：映画
にほんブログ村 ケーブルテレビで、居酒屋兆治を見ましたが、なかなかよかったです。 監督・降旗康男×撮影・木村大作×主演・高倉健の名トリオによる情感たっぷりの 人間ドラマ。寡黙で不器用で、横暴な先輩にただただ頭を下げ、理不尽に殴られて も堪え忍ぶ主人公英治は、高倉健のイメージそのもの。 当時のオールキャスト出演と思われるくらいの豪華な出演者。しかし、本作 最大の魅力を放っているのは、やはり大原麗子。 英治への想いが捨てられず、突然居酒屋兆治に現れ、涙ながらに（ あなたが、 悪いのよ ）と。そして夜遅くの無言電話など、今でいえば完全にストーカー。 精神を病んでいるかのようにも思え、悲しみを売りにした薄幸の女さよは、 いい寄る男を虜にしてしまいます。 大原麗子というその儚げなさが、堪らなく色っぽいのです。 演出家のテリー伊藤に言わせれば、「 日本で“小悪魔”が最も似合う女優。 いくつになっても、小悪魔というのは、加賀まりこと大原さんの 2人だけです」と。  小悪魔とは、可愛さ、色気、思わせぶりな態度などで相手を惹きつけ、そして 相手の気持ちをもてあそぶような女性。 換言すれば、ツンデレの猫のような性格ですかね？？？ 大原麗子で誰もが思いだすのが、「すこし愛して、ながーく愛して」という セリフの、サントリーレッドのＣＭ。その言葉通り、多くの人に このＣＭは長く愛され、1980～1990年まで放映されました。 ところで、現代の小悪魔と呼ばれる女優さんを、調べてみました。 2011年に実施された、NTTドコモ「みんなの声」の投票では、 第一位 吉高由里子 第二位 深田恭子 第三位 佐々木希 第四位 北川景子 第五位 板野友美 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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