よしなしご利根

クラスが２つの日。

午後４時から６時までのクラスと、６時10分から８時までのクラス。

２つの教室は違うビルディング。

歩いて15分くらいかかる・・・。

こりゃ毎週格闘だなあ。。。


最初は「Health Care Finance」

教授はハーバードでビジネス、政治、そして経済の３つの大学院を卒業しているつわもの。

ハーバードビジネススクールでは現アメリカ大統領のブッシュと同級生だったということで、

「ファイナンスの授業、私はＡであいつはＣ－だったよ」

なんて、シャレにならないようなネタを披露していた。

ライバルのケリーもカレッジの同級生だったらしく、

「あいつはロバのように退屈な奴だ（←もちろん顔の形も同時に揶揄してる）」

と飛ばしていた。

そのほか、マシンガントークで生徒に語りかけながら、語尾に「ベイビー」とか「ハニー」を付けまくっていた（笑）

内容はファイナンスの理論をいかにヘルスケア組織に適用するかという難しそうなものだが、この先生とならやっていけそうな気がした。


お次は「Managed Care」

アメリカの現在のヘルスケアシステムの根幹をなすマネージドケアの仕組みを学ぶ授業。

生徒は10人くらい。

先生は女性の現役弁護士さん。

これまでに習ったヘルスケア関連のクラスには弁護士経験者の教授が多い。

４科目、５人中で３人目だ。

この分野は法的視点が非常に大切だということなのだろう。

弁護士でもなんでもないけれど、私も法学部卒の人間としてリーガルマインドを常に持ち続けていこうと改めて考えた。


気付けば今学期の５科目全てが開始した。

授業の聞き取りはかなり上達したように思うが、まだまだまともに話せない・・・。

毎週の数百ページに及ぶリーディング、ケーススタディ、ペーパー、プレゼン、そして中間試験・期末試験にファイナルレポート・・・。

何も考えずにノーガードで向かっていったら自滅するだけである。

気持ちのオン、オフの切り替えをしっかりして課題をこなし、学んだことを長く保持していけるような勉強を心がけていきたい。

なんてかっこいい学期初めの心がけも、気付けば「やっつけ仕事完遂部隊」と化したりするんだよな・・・（弱気）