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テーマ:アメリカ旅行記/生活記(951)
カテゴリ:旅、それは人生そのもの
12月22日(旅行4日目)
本日もエバーグレイズ国立公園へ。 今日は公園の東側に位置するメインゲートから南西のFlamingoまで車を走らせた。 フラミンゴという地名から、彼らを沢山見れるのかなと思いきや、その気配が感じられない・・・。 ここのメインのアクティビティは両サイドにマングローブが生い茂る川を探索するジャングルクルーズである。 ちなみにマングローブってのは根っこの露出で特徴的なこんな樹木。 ジャングルクルーズと聞くと「ガイドのわざとらしいオーバーアクションが素敵なディズニーランドのあれ!」という即答が聞こえてきそうだが、これは本物である。 本物とは時に退屈なもの。 広がる風景はずーっとこんな感じである。 しかし、ここまで来たのだからやはり乗ってみたい。 あずあずさんと合意の上でジャングルクルーズに参加しようと決定。 チケットが売り切れだった・・・。 ここまで来てそれはないよ~。 そんな時我々の目に止まったのが 「レンタルカヌー」 理論の上ではジャングルクルーズが通る同じルートをカヌーで行けるというのだ。 もちろん手で漕ぐマニュアルなカヌーでそこまで奥地には行けまいが、雰囲気は充分に味わえるだろう。 「2時間借りて行けるとこまで行くか」 野望に満ちたあずあずさんはカヌーを借りる手続きを進めながらつぶやいた。 この時、我々にとんでもない恐怖が訪れようとは予想だにしていなかった・・・。 息の合わない2人がカヌーを漕ぎ始めてまもなくそれはやってきた。 奴がすぐ近くを泳いでいるのである!!! 当然回避を試みる。 しかし気が動転しているのとまだスタートしたばかりで漕ぎ方がよくわかってないのとで、離れるどころがどんどん近づいてしまっている!!! ついには2人乗りのカヌーの前方に座っていた私が手を伸ばせば触れるくらいの位置まで・・・。 「うおーっ!!!こえーーーー!!」 2人は絶叫した!(近い分だけ恐怖度の高い私の方が声が大きい) この瞬間、昨日のガイドさんのワニへの注意事項が頭をよぎる。 ---------------------------- ガイドさん:「ワニは基本的に安全です。しかし一方であの鋭い歯で噛まれる危険もあります。以下の2点に特に注意してください」 1.近づきすぎない(距離を置くのが基本) 2.低くならない(低い対象は獲物と映る危険あり) ガイドさん:「万が一危ない状況に陥ってもパニックになって騒いだりしないようにしましょう。逆効果で刺激する可能性があります。」 ---------------------------- おい!今の状況、やっちゃいけないこと全てあてはまってるよ!! 「日本人観光客、アメリカの国立公園でワニに噛まれる」 なんてニュースが世界中に配信されるの覚悟した(してるわけがない)その時、彼は我々の存在を無視して悠然と泳ぎ去っていった。 ほぉぉぉぉぉ~。 このように開始5分で燃え尽きた2人であったが、次なる試練はすぐにやってきた。 蚊 そうこのジャングルには無数の蚊がいるのだ。 ジャングルクルーズのようなモーター付きでスピードのあるボートに乗るのならいざ知らず、遅~い手漕ぎのボートに乗っている我々は蚊達の格好の標的であった。 こんな事態を想定していなかったから虫よけスプレーも持参していない・・・。 餌食だった。 少しでもじっとしようものなら何十匹という蚊が体のどこかにとまっている。 後で数えたところ、右腕だけで12箇所、左腕にも12箇所刺された跡が。。。 この時点で恐ろしくなって数えることを止めてしまった。 さすがに参って制限時間の2時間の半分も使わずに退散した。 噛まれたのがワニじゃなくてよかったが、こんなに蚊に刺されて、伝染病とかだいじょぶだよね???? (これを書いてる現在(5日後)も大丈夫だから平気でしょう(苦笑)) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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