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2004/12/24
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12月23日(旅行5日目)

フロリダシティからキーウェストへの移動日だった。

残念ながら曇り空で、旅の山場の1つである10キロ以上海に囲まれて続く橋、Seven Mile Bridgeを走る眺めも芳しくない。
(良かった方の帰りの眺めは2日後の日記 参照)


ここではこれまでの旅で印象に残ったマイアミのレストランのチップについて述べたいと思う。


アメリカのレストランでは慣習的に合計額の15%(10~30%)にあたる額をチップとしてウエイトレス、ウエイターによけいに払う。


驚いたことに、マイアミのレストランの多くではこの15%が前もって計算され、レシートに加算されているのだ。

これでは自動的に加算される消費税と変わりがない。

しかし、メニューの下の方にある細かい文字の注釈を読むとこんな記述が。


「お食事の料金には15%のgratitude(チップと同意。より堅苦しい表現)を合計額に加算させて頂いております。このgratitudeはお客様の満足度によりご自由に上下できます」


そうは言ってもプリントされて出てきた金額を減らすのにはなかなか勇気がいるものだ。

さらに自動的にgratitudeが加算されているのにも関わらずextra tipという追加チップの記入欄まで設けてある。

アメリカが初めての日本人を含め、勝手のわからない外国人はチップを払うのがマナーだと思い込み、レシートの合計額にさらにチップを払うはめになるだろう。


これはいくら観光地と言ってもやりすぎではないか。


気持ちの良いサービスに対してチップを払うというもともとの発想は理解できるが、それを当たり前のように収入源とみなすのはいかがなものだろう。


聞いた話によるとアメリカではウェイター、ウェイトレスの自給が著しく低く、彼らは収入を客からのチップに頼らざるを得ない状況だという。

しかし、その構造はけっきょく経営者が人件費を客のチップに依存させているだけではないか。(税金逃れという側面もありそうだが(苦笑))

話がマイアミの事態から離れてしまった。。。

ともかく、文化に根付いた問題なので簡単に解決できる由もないが、成熟した資本主義社会に存在するグレーゾーンを感じたのであった。


まあ、日本人としての私の本音はチップなんか払いたくないというケチなものなのだが(笑)。








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Last updated  2004/12/29 03:28:54 PM
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