よしなしご利根

2005/01/09(日)16:01

アメリカで手に入りにくいもの:春菊と鳥のミンチ!?

タイム・食!(36)

明日、我が家で鍋パーティを開催することになったので今日はその買出しにアジアンスーパーへ。 なるべく多くの人を呼びたかったが狭き我が家のキャパシティは7名が限界だ。 というわけで今回残念ながら声をおかけすることができなかったDC近辺の皆さんはまたの機会に! アメリカにいるとは言え、この冬はすでに、国際機関に勤める日本人の方々との鍋パーティ 、そして Tご夫妻宅での鳥鍋 という二回のおいしい鍋を経験している。 よく考えたら明日の参加予定者の皆さんはこの二回の鍋会出席者にほとんど当てはまる。 鍋は鍋を呼ぶということのようだ(笑)。 さて、買い物の方は白菜、えのき、大根、椎茸、シメジ、豚肉、鶏肉(ブロック)と順調に進んで行き、白いバケツに豪快に入った10丁入りの豆腐も買い物カゴへ。 しかし、ここで2つの壁にぶち当たる。 1つ目は春菊。 このアジアンスーパーには葉っぱコーナーようのなものがあり、多様な葉のラインアップが並んでいる。 何がなんだかわからない・・・。 ちょっと料理に詳しければ匂いや形でわかるのかもしれないが、我々夫婦には皆目検討もつかなかった。 春菊って英語でなんて言うんだろ。 明日の参加者でもあるMさんやYさんにその場で電話相談。 Yさん:「わかんない(笑)」 Mさん:「う~ん、わかんないなあ。でも適当に買うのだけはやめてね。前にぜんぜん違う葉っぱを買って鍋にいれたら味が台無しになったことがあったから・・・」 うわあ、そりゃあ怖い・・・。 というわけで春菊は回避。 後で春菊の英語を調べると、「garland chrysanthemum」とあった。 ガーランド クリサンセマム??、未知の単語だ。 garlandは花輪、chrysanthemumは菊である。 う~ん、そんな商品の値札、見なかった気がするなあ。 お次の壁は鳥のミンチだった。 私の実家の鍋の定番だった鳥団子を作りたかったのである。 鳥のミンチに生姜汁と刻んだ長ネギを混ぜて団子にする。 私の大好物でもある。 しかし、牛と豚のミンチは売っていても鳥のミンチは見つからない。 実はこの状況、近所のアメリカンスーパーでも同じなのだ。 以前、鳥のそぼろを作りたくて探したのだが見つからなかった経験がある。 なぜ鳥だけ?? 今回は簡単に引き下がるわけにはいかない。 店の肉コーナーのお兄ちゃんに「このブロックを鳥のミンチ(ground chicken)にしてくれないか?」と頼んでみた。 兄ちゃん:「うちは鳥はミンチにしないんだよ~」 だめだ、若手では話が通じない、ボスを出してくれ、ボスを! ボス:「種類が違うと菌も違うので、特別に鳥だけミンチにするわけにはいかないんです」 う~む、牛用または豚用のミンチ機器を鳥に使いたくないという理由はわかったが、そもそもなぜ鳥だけミンチがないのかが依然ナゾだ。 需要が少ないのかなあ。 鳥のミンチに関してはここであきらめるわけにいかない。 こんなこともあろうかと、あらかじめ明日の参加者のお1人でもあるRさんから鳥のミンチが手に入るスーパーの情報を仕入れていたのだ。 意外なことにそのスーパーはアメリカ系のSafeway。 そして鳥ミンチ発見!! 我が鍋買出しに悔い無し! ここで満足せずに明日も頑張っておいしく食べるぞ!

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