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カテゴリ:「今のはゴングに救われましたね~」
Tご夫妻の家で長い時間お世話になった。
まず夕方からRさんにボクササイズのレッスン。 ご主人のSさんはお仕事で、私の妻は学校の授業で今回は参加できなかったのでマンツーマンレッスンに。 Tご夫妻のアパートのトレーニングルームで毎回練習しているのだが、周囲にはルームランナーやエアロバイク、はたまた筋トレマシーンをするアメリカ人も多い。 そんな中でシャドーボクシングをしたりグローブをつけてミット打ちをするのだからかなり目立つ(笑)。 用具も全てプロ仕様である。 Rさんの成長も目覚しく、教える内容のレベルも次第に高くなっている。 本日教えたコンビネーションは2つ。 A:小刻みなワンツースリーフォー(四連打)の後、相手の横からの攻撃をダッキングでかいくぐり左フック、さらなる相手からの攻撃をさらにダッキングでかいくぐってボディに右ストレート B:ボディにめがけてワンツーを打ち込み、ダッキングして右ストレート これを、私が「A!」と叫んだら上記Aのコンビネーションを、「B!」と叫んだらBを打ち込み、それに併せて通常のミット打ちも行うという徹底振り。 相当マニアックである(笑)。 日本でもボクササイズのインストラクターとしてそれこそ100人近い女性ボクサーの育成をしてきたと思うが、これほど短期間で高度なコンビネーションを教えたのは初めてだ。 それだけ優秀な生徒さんということですよ。 それにしても、人に教えることにより毎回自分も何かを教わるのだということをつくづく感じる。 ボクシングは力を入れる時と抜く時のメリハリとリズムが非常に大切なスポーツだと常々感じているが、この「力を抜く」という部分が非常に難しい。 Rさんもフォームがしっかり決まっていても力んでしまっていた。 しかし、連打のリズムの中で体重移動の要所を感じながら打ってもらうことにより、力の抜けた、なおかつポイントを押さえた素晴らしい一打を放てるようになってきた。 これは他のことでも同じかもしれない。 対象に意識を集中させすぎるあまり力みから思うような結果を出せないことがある。 しかし、その対象を全体の位置付けの中で捉えられれば、流れに乗って核心に迫ることも可能となろう。 単発よりもコンビネーションの方が勢いもつく。 ここで注意しなくてはいけないのは、リズムにのって力が抜けたと言っても最終的には目的物に向かった意識を持つべきだということである。 Rさんから教わりました。 練習後、妻が合流して3人で鍋を食べ、Sさんが仕事から帰宅してからは4人でお話をした。 出張で日本に3週間ほど一時帰国されていたSさんとは久しぶりの再会ということもあり、話は尽きることがなかった。 それにしても2人ともお疲れのところまさに午前様までお邪魔してしまった。。。。 またまた長いことお邪魔しました! これに懲りずにお付き合いしてくださいね(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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