|
カテゴリ:旅、それは人生そのもの
ドイツ2日目 古城ホテルの朝 趣のある部屋を抜けて朝食を食べに。 ハム、チーズ、パン、ジャム、ヨーグルト、シリアル、ミルク、そしてジュースといったありふれたメニューである。 しかし、これが全て感動的においしかった・・・。 特に私はヨーグルトとジュースの味にはうるさい方である。 オレンジジュースで言うと果汁100%でなければ許せないだけでなく、濃縮果汁還元とストレート果汁の違いにも細かい。 その点ではアメリカのオレンジジュースはほとんどストレート果汁でおいしかった。 果たして、このホテルのオレンジジュース、アップルジュース、そしてグレープジュースにいたるまで、全てが「本物」であった。 ジャムも果物の味が最高に引き出された逸品の数々。 豊富な種類のチーズとハムにも舌鼓を打つ。 名前の区別はつかないけど(笑)。 朝食でこんなにおなかいっぱいにする予定ではなかったのだが、海外で食べた朝食で間違いなくナンバー1のおいしさだった。(やっぱり一番は日本食ということで) チェックアウトの準備が終了するとちょうどAが車で迎えに来てくれた。 こんな奥まった高いところまで車で来れるなんて、やっぱり彼はドイツ人だ(笑)。 というわけでライン川をドライブ。 ライン川にはマインツからコブレンツにかけて橋というものがない。 そこで、車で対岸に渡りたい人の手段はこれ。 豪快にフェリーで車ごと渡るのだ。 私がこのフェリーに乗るのは8年ぶり。 日常でこれを使うのは周辺住民でありA自身も以前私と一緒に乗って以来二度目だという。 地元の人みたいで嬉しいひと時だ(笑)。 ライン川沿いに建てられた城の数々は荘厳な雰囲気を漂わせている。 城の多さからもこの川沿いがいかに大切な場所だったのかがわかる。 リューデスハイムを散策。 あのくるみ割り人形、昔、漫画「マスターキートン」で見てから欲しいと思ってるんだけど、かなり高いうえに実用的じゃないんだよな~(笑)。 優雅な街並みの中でひっそりと存在する博物館。 ドイツ語でFolster Museum、英語だとTorture Museum、つまり拷問博物館である・・・。 中世に行われた尋問、刑罰、そして魔女狩りの様子など、当時行われた拷問の状況が道具とマネキンで再現された恐ろしい世界。 写真はいろいろ撮ったのだが、恐ろしすぎるので公開はこの一枚にとどめておく・・・。 特に魔女狩りについての惨劇の数々は理不尽としかいいようがない。 人間の本性とはこんなにも残虐なのだろうか。 この博物館も二度とこのようなひどい歴史を繰り返さないための教訓として存在しているのだろう。 ボードに書いてあるドイツ語の説明を英語に訳してくれるAがいなければ意味もわからなかったかもしれないが・・・。 気を取り直して伝説の妖精ローレライさんにごあいさつ。(これは岩山のレストランにあった像) 彼女の妖艶な歌声を聞いて船乗り達が誘惑され、そして座礁してしまうという伝説が残っているという。 その後、マルクスブルク城へ。 次いでコブレンツの城塞を見学 内部にある博物館にはなぜか日本が誇るキャラクター達が。 そしてこの城塞から見えるライン川とモーゼル川の交流地点、ドイチェスエックの眺めも素晴らしかった。 充実した観光を終えて到着したのがAの実家。 お母さんとも8年ぶりの再会! そして感動の手作り料理も再び! 濃厚なブロッコリーのスープ。 牛肉をやわらか~く煮込んだグラーシュ。 これは8年前にお邪魔したときにご馳走になり、あまりのおいしさに今回Aを通じてリクエストした逸品である。 今回も感動!! う~ん、美食あり、歴史の勉強あり、そしてまた美食ありの最高な1日だった! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/09/02 11:36:12 PM
コメント(0) | コメントを書く
[旅、それは人生そのもの] カテゴリの最新記事
|