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カテゴリ:おべんきょう
明後日の日曜日に異業種勉強会でプレゼンを行うことになっている。
医療業界の特殊性、旬なトピックについて少しばかし紹介できればと思っている。 しかし最近ドタバタしているため資料がまとまらなーい・・・。 しかも明日は仕事だー。 そんな余裕なしの状況であるが、今朝読んだこの記事は紹介しておかねばならないだろう。 「消費者の本音 脳波で探る ~感情分析、コンサルに活用~」 (日経新聞2007年2月23日付朝刊企業2面) NTTデータ経営研究所と脳機能研究所が共同で「脳波を解析する特殊装置を使ったマーケティングコンサルティング事業」を「ニューロコンサルティング」なる事業名で本格的に開始するというのだ。 脳細胞の電気信号パターンを分析する装置を使い、心の状態を「緊張」、「満足」、「落ち込み」、「リラックス」の4つに分け、アンケート回答者の本心を探るという。 マーケティングにおいて消費者へのアンケートは重要な手段である。 ビジネススクールの「マーケティング」のクラスでキャデラックの新車の販売促進というチーム課題を与えられたとき、focus groupという集団インタビュー型のアンケートを私も行ったことがある。 あの時はアンケート協力者に報酬として宅配ピザを振る舞いながら、車に求める機能、キャデラックのブランドイメージや理想的な価格帯などの質問をしていき、その回答をプレゼン内容に反映させた。 しかし、NTTデータ経営研究所いわく、 「一般的なアンケートでは『満足』と答えても、本音と違う場合がある」 まあ、そうかもしれないけどさー、あんまり人間の本音を探りすぎるのもよくない気もするのだが・・・。 そもそも電極付のヘルメットをかぶりながらリラックスして本音でアンケートに答えられるか疑問を感じるぞ(笑)。 いずれにしても留学中だった2年前に一抹の不安を抱きながら書いた日記の世界がいよいよビジネスの世界に進出してきたようだ。 あの時は脳波分析が犯罪容疑者に対するウソ発見器として活用され始めていることを紹介し、ビジネスへの悪用の懸念という形での記述をしたのだが、こうも早く現実化の第一歩を踏み出すとは・・・。 (2005-04-07- 『頭で考えていることが読まれるようになったら・・・:脳の研究は諸刃の剣か!?』参照) 感情の表出を隠せない世の中が到来しても、正直者の我々には痛くもかゆくもありませんよね? ね(笑)? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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