2008/02/06(水)00:36
ゼミ教授の最終講義を聞いて:学び続け現場主義を貫け
週末に札幌から東京へ行ってきた。
この3月末で定年退職を迎えられるゼミの教授の、最終講義を聴講するためである。
30期以上に渡るゼミのOB・OGが100人以上集まった。
法律を学んだとは誰にも悟られず暮らしている私であるが(笑)、このゼミが裁判官・検事・弁護士といった住む世界の違うオールスター達を輩出しているのを見るとすごいなあと思う。
30年以上研究と教育を続けてきた教授の言葉のハイライトを。
・歴史を学べ
・哲学・思想を学べ
・外国語を取得せよ
・現場主義を貫け
直面している問題の文脈(歴史)をつかみ、背景となる考え方(哲学・思想)を理解することは一見遠回りに感じるが、本質的な解決の近道になり得る、ということかな。
また、現代においては物事の国際比較は不可避である。
その際に比較対象となる国の言語を取得していることが理解面・スピード面においてどれほど大きな意味を持つことか。
そりゃそうなんだけどそう簡単には・・・(笑)。
最後の現場主義、これも私が学生時代に教授から学んだ大事なコンセプトである。
現場に赴き、自らの目で見たもの、直接のコミュニケーションで得た情報を理論・マネジメントにフィードバックしていく。
頭も体もフル活用することは心身の健康にも良さそうだ(笑)。
学生時代の刹那的な勉強法を反省するとともに(苦笑)、社会人として今また行動しながら学ぶことの大切さ・楽しさを教えて頂いたのだった。
先生、まだまだ現役バリバリだとは思いますが、まずは30年以上にも及ぶ教員・研究者生活お疲れ様でした。
先生が与えて下さった勉強姿勢・人的ネットワークをどんどんアップデートしていきます!