神奈川県独自の緊急事態宣言に対して、言いたいこと
本日7月22日(木)から「神奈川県独自の緊急事態宣言」が発動します。これって神奈川県民の皆さんはどう思われますか?今回の「緊急事態」は、単にPCR検査での陽性者数の増加だけを言っている様に思えています。それが本当に緊急事態なのでしょうか?ちゃんとした説明が届いてこないので、正しく理解できていませんが、恐らく以下の療養者数がステージ4の値になった事を緊急事態だと言っているのかと思います。因みに病床利用率は34.58%で、基準の50%に達していません。しかも、病床数の増減コントロールは県知事の権限と責任で行うものなので、もしも足りないなら、飲食店に県独自に追加で数十万円配る謎の政策を行うよりも、宣言せずに経済を回しつつ、病床を増やした方が良いと私は思います。病床の数が619床と書いてありますので、619人の方がコロナで入院されている意味だと理解しました。(表の見方を間違っていたら許してください)療養者3,464人のうち、619人が入院していて、残りの大多数(2,845人)はPCR検査で陽性判定を受けたので、自宅で療養されているという事かと思います。この数字だけ見たら、全く医療は崩壊していないし、緊急事態と感じませんが、理解が間違っているのでしょうか?神奈川県が発表しているクラスター関連情報からも飲食店がクラスターになっている情報も分かりません。もしも「その他 281名」の中に飲食店が含まれているのであれば、是非とも内訳を示して欲しいです。宣言の背景には、ワクチンが不足し始めたのはあると思いますが、それに対して黒岩県知事は何か対策行動はされているのでしょうか?ワクチンの不足はワクチンメーカーの納入遅延が原因にはあります。また、今回のワクチン確保は日本国政府が中心に対応していて、リスク管理が甘かった面は多少あろうかとは思います。一方で当初の計画以上に接種が前倒しで進んだ背景もあると認識しており、事実接種済み高齢者を中心に死亡者数や重症患者数が減少しているのも事実だと思います。私には新たな緊急事態の根拠が思い当たらないのです。無症状の若者の行動を全面的に抑制する事は不可能に近いと思いますので、それによって感染が広がり重篤化する恐れのあるワクチン未接種の方だけが自宅で感染防止に勤しめば良いのでは?50代で基礎疾患を持つ私もその一人です。自分が外出した結果として、無症状の若者から不幸にしてウイルスを感染させらたからと言って文句を言うつもりもありません。全世代を通じて、効率と思えない共通の制限を掛ける愚策はもう止めて欲しいです。コロナ対策で県知事が行うべき重要な役割に「病床の確保」があります。神奈川県が独自に認識した緊急事態に対して、病床確保計画の前倒しや、確保すべき病床数の上方修正はされたのですか?先ずは自分が行うべき本来責任範囲の部分を迅速かつ徹底して頂き、その事を県民に分かり易く説明する事が先決と思います。もともと7月11日から国の「まん延防止対策」の内容が緩和され、酒類提供が可能となりました。そのたった5日後の7月16日に黒岩県知事は「7月22日から神奈川県独自の緊急事態宣言開始」を発表された訳ですが、この5日間で一体新たに何が分かり、どの様な事態が緊急だと判断されたのでしょうか?私にはオリンピック関連の無観客公約で都議選での大衰退を回避した「都民ファースト」や、小池都知事の活躍を見て、自分も何かしらアピールしようと、パフォーマンスを演じた様にしか思えませんでした。過去のブログにも書きましたが、黒岩さんの今回の政策は全く評価できません。次回再選を狙ったとしても絶対に投票しません。7月22日の体重:93.1キロ。前日ウォーキング歩数:8,594歩