テーマ:仕事しごとシゴト(23327)
カテゴリ:ITシステム開発
トヨタは、中国で販売が好調なことを理由に 2021年3月期の連結販売台数目標を20万台上積みして720万台(前期比約20%減)とした。 一方で通期の営業利益予想5000億円(前期比79%減)は据え置いた。 台数が回復すれば業績が上振れる可能性がある。 もっとも4~6月期決算で最終黒字を確保できたことについて トヨタは「損益分岐台数(収支が均衡する販売台数)を下げてきた結果」と強調。 リーマンショック後の2009年3月期に連結販売台数は756万台(前期比15%減)となり 営業利益は4610億円の大赤字に転落した(2008年3月期は2兆2703億円)。 収益構造が当時と一緒ならば2021年3月期も巨額赤字に転落するが 10年以上かけて取り組んできた体質強化で営業利益で5000億円の黒字を見込む。 部品メーカーと一体となった原価低減は毎年2000~3000億円になり リーマンショック時に比べ200万台以上の損益分岐台数を下げることができた。 「まだ無駄な工程は減らせる」と生産効率化の手は緩めない考え。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.08.16 08:16:51
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