普通じゃつまんない!

わたしの入院していた病院は、「てんかん専門」の病院でした。
病院には、ラジオ体操用のステレオが置いてありました。
入院していると身体がなまる・・・
でも、外にはでる事が出来ない・・・
そこで、思いついたのが、ディスコ・・・
外出した時にディスコのレコードを買ってきてそのステレオでディスコを流し、病院で踊っていた事がありました。すると、案の定看護婦さんが、「やめなさい!」仕方なく病室に帰ったのは、いいけれどそれで、落ち込むわたしでは有りませんでした。
今度は、カセットテープに吹き込んであるディスコ曲を流し、病室のベットをみんな端に寄せ、患者さん達を集め、踊りだしたのです。
こんなに患者さんが盛り上がることは有りませんでした。そうなると看護婦さんも何も言えない・・・
楽しい事をしてると発作はなくなるのです。わたしは、それを押さえつけようとする病院に猛反発しました。
それには、看護婦さんも先生も何もいえなくなってしまった事がありました。

ある日、病院の食事を何故か食べなくなってしまった患者さんがいました。
でも、何も食べないと身体が悪くなるそう思ったわたしは、賄いのおばさんに厨房を借りておにぎりを作ってあげました。すると、とても、美味しそうにおにぎりを食べてくれたのです。こんな事病院では、出来ませんよね
わたしは、患者なのに何しに入院してるんだろう???

わたしの笑い声は、とても大きくて入院当時、みんなと話してて笑っていた事がありました。すると、看護婦さんに「ここは、病院なんだから静かにしなさい」と言われました。わたしは、病院だから静かにする・・・
わたしは、15年間入院して来てもう、暗くなりたくありませんでした。

笑うのも止められたなら、病気を治しに着てるのに余計病気になってしまうと言う考えでいました。普通の人でも笑うのを止めたなら病気になってしまいます。
それなのに病人に「笑うな」と言う・・・
でも、わたしは、そんなのは、無視しました。

病院は静かに・・・それが普通?

病気になると多くの人は、沈みがちになります。
でも、これだけは、知ってて欲しい・・・
これは、先日知ったのですが、
笑うと体の中の免疫の中のナチュラルキラー細胞が、活発になってがん細胞をやっつけてくれるそうです。
だから、みんなに笑顔でいて欲しい・・・
みんなが笑顔になってくれる・・・
ただそれだけでいい・・・

わたしは、周りが、何を言っても・・・笑われてもいい・・・・
普通にしてて体を壊すより、明るく生きていきたい・・・・

一回きりの人生だもの


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