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　あれから4年でしょうか。 　あの日の事をしょっちゅう母とも話しているのですが、最近、本当にあの日、我々は運が良かったなと思い始めました。 　あの日、家族で所要で横浜にいました。13時～人と合う約束で、行ってみるとその中のひとりが延々と昔を語り始めました。私達は「メンバーが揃っていないのか？」「この話が実は関係有るのか？」とフムフムと聞いていたのですが、単なる昔話でｗｗ　本来これがなければ30分程度で終わった用事だったのです。が、昔話が2時間近くｗｗｗ続いていたので、あの時間、その用事の中で迎えました。で、結局帰宅難民となり、避難場所で一夜を過ごしたのですが。 　例えばその用事が他の日だったら。 　家で地震にあっていたでしょう。直後から13時間の停電で、真っ暗な中、状況もわからずただ凍えたでしょう。東京の兄と連絡がつかずに無事なのかと散々心配したでしょう。　熱帯魚を守ることは出来たかもしれませんが。 なにせ全く何もわからない状況に置かれたはずです。余震は来るわ寒いわ・・・では精神的に参っていたでしょう。ラジオを持って出かけてましたが、家では使うとか聞くとか考えついたか疑問です。 　もし、予定通り用事が終わっていたら？ 　遅くとも14時には横浜駅にいたでしょう。そこでのんびりおみやげ買ったりウィンドウショッピングしている時に地震にあい、とりあえず電車動かない、どうしようと途方にくれたでしょう。母は実家が横浜付近なので、母の姉弟が横浜周辺にいるのですが、電話番号も住所も持ってきてないし覚えてないと言っていたので、結局駅でどうしようどうしようと。周りの状況もわからず、途方に暮れ、夜には駅を追い出され、寒い中駅郊外で帰宅難民と一緒に困っていたでしょう。 　もし、寄り道せずまっすぐ帰ろうと、すでに東京に居たとしたら。兄の部屋が高田馬場ですが、タクシーも動かない、電車も動かないだと歩くしかない。私と兄は良いですが、母が無理。それでも何とか歩いて辿り着いたとして。まあこれが一番理想ですが、多分時間的に移動が無理でしょう。神奈川県沿線上でやっぱり途方にくれただけです。 　そう考えると、用事が終わったのが16時近くで、すべての電車が止まっていて、駅近くの喫茶店で電車復活待つという兄＆母を「電車は動かない。バスが動いているらしいから、それでとりあえず横浜に出るべきだ！」と強制的につれだし。ただ、バス停がわからなくて不機嫌になる2人に、先ほどの事務所行けば教えてもらえるじゃーんと提案。用事相手が出かけている間、中でTVを見せてもらえまして。それで宮城の惨状を知り、これは今日は帰れないと覚悟を決めることが出来。 　さらに用事相手がバス停まで案内してくれたら、混みすぎてて無理ｗｗと、車を出してくれて、この車の中でラジオを聞かせてくれたので、避難場所がわかり。さらに横浜駅の混みように、これはホテルを取った方がいいと、ホテル街まで戻ってくれたおかげで、避難場所も近かった（ホテルは17時時点でどこも満杯）。 　あの状態の中では、すべてが幸運以外の何物でもなかったと、今は思います。長話の爺さんもGJ！ですｗ　 　 家族が一緒にいたのも良かったです。犬は可哀想でしたが。 　地震の日に関しては愚痴も大量にあるので、それもそのうちｗ