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手続き・・・必要書類と英語の試験。

大学進学に必要だった書類は、
1、IELTSの成績
2、高校の成績(英訳)
3、専門学校の成績(英訳)
4、就労証明書(英訳)
5、看護師免許(英訳)
でした。

この中で一番大変なのは言うまでもなく、1のIELTSの成績です。
Listening, Reading, Writing, Speakingの4つから構成される英語試験「IELTS」は、
この国(&英国系の国)で留学生が勉強するには必須の英語試験です。
2~9まで0,5点刻みでの点数付け。
TOEFL(米国系)も通用しますが、最近はIELTSが好まれる傾向にあるようです。
GeneralとAcademic Moduleがありますが、
大学進学に必要なのはAcademic Module。
看護系大学の場合、平均(Band)で6,5以上、
各項目それぞれが6,0以上であることが必須です。
これは、もしひとつでも5,5があったら
平均で7だろうが8だろうが駄目ということ。
つまり、平均して高いレベルの英語力が要求されます。
ちなみに、Sydney Uniだと平均7,0以上が要求されます。
日本人でこれだけいきなりたたき出すのは、相当難しいと思います。

私も死ぬほど頑張って、実は何とか6,0でした・・・。
で、それでは足りなかったので、
うちの大学で設けている英語試験(IELTSと同程度の英語試験)を受けて
6,5を取って入学しました。
大学によってはこのようなEntrance Examを設けている所もあるので、
問い合わせてみることをお勧めします。
NSW大学のCULTなんかは有名ですね。
IELTSはとことんまで難しいので、使える限りの手段を探して使いましょう。

その他の書類は、通常簡単に手に入ります。
特に学校のものは頼めば英訳してくれる・・・はず。
私の場合は神奈川県立の学校だったので、英訳してもらえました。
たしか有料でしたが、
値段は普通に日本語で発行してもらうのと同じだった気が・・・。
時間は少しかかりましたが、問題なし。
1~2週間くらいで発行してもらえたと思います。

看護師免許も厚生労働省で有料&1カ月くらいで英訳可。
あるいは、時間がなければ自分で業者を探してやってもらう事も可能ですが、
その場合は結婚して性別が変わった方、要注意。
新しい姓での免許証が必要です。
免許証の裏に性別が変更された事などは記載されます。
私の友人がそれに気づかず、裏面の英訳をし損ねて、
危うく大学進学取り消しになるところでした・・・。
早めに厚生労働省にお願いするのが一番無難でしょうね。

就労証明書は、
通常だったら職場がしてくれるはずです。
が、事もあろうに、私の元職場だった東○都、
英訳できないとかぬかしやがりました。
使えない。
で、そういうでかいばかりで使えない組織が職場だった場合、
こちらで英訳してもらうことができます。
当然有料。
しかも高い。
Sydney日本領事館に持っていくと、場所を紹介してくれますが、
別にそこでなくてもきちんとした所だったら平気です。
自分で訳して領事館で翻訳証明をもらうと、逆に手間だし、時間もかかります。
自分で業者を見つけたら、翻訳前に、
そこで訳してもらったものを公的書類として使えるかどうか聞いておいて下さい。
豪州国内のNATTIの資格保持者の訳文だったら大丈夫なはず。
私の友人がそういうところを探して、割と安めに訳してもらってました。
ちゃんと使えましたよ。

上記の書類さえ整ってしまえば、後は簡単。
これといった試験もなしに、大学からの入学許可証をゲットして
こちらでの学生生活に入ることができます。

12,0ct,2003


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