やりきれないですなあ。
恐るべしリフレクソロジー。5時間も寝てないはずなのに、なぜかスッキリお目覚め。そう、これは朝3杯飯を食べていた高校生の頃の朝に似た若さのなせる寝覚めのよさ。きっとまだ私、若いんだわ。(それは違う)ほんとに何でだか知らないけど一日中元気。体がスッキリしてます。授業サックリとサボってみたりもしましたが、そんなこともお構いなしです。ハハハーンって感じです。どんな感じだ。気が付けば始まってしまいましたね、戦争。朝のニュースは全てそれ一色。中でも異色だったのは「チャンネル・テン」。海外からの番組を輸入・放映して視聴率を稼ぐこの局は、いつもは「朝アニメ」、しかも日本のヤツの吹き替え版でおなじみ。ドラゴンボールにセーラームーン、ポケモン等。ニュースなんて重いモノは一切御座いません。夜のニュースもいたって軽いモノです。が、そんな異色なテレビ局も今日はさすがに戦争特集。まずは「戦争ライブ映像」でセンセーショナルにキメた後、ニュースが始まったと思ったら「武器解説」。空母・原潜・戦闘機・ミサイル・戦車・重火器その他の際だった特徴と外見を30分に渡り放映。好奇心旺盛な視聴者の心をいたくくすぐる攻め具合。朝からやってくれます。って言うか、伝えるべき所が違うだろう。思わず見ちゃった自分に悔しくなりました。今回の戦争、何だかこう、やりきれませんね。色んな不条理というか、何というか、とにかく納得しきれないことばかりです。アメリカがやりたい、と思った事は誰にも止められないのでしょうか?今回の戦争は国連安保理でも認められていない、と私の記憶では思うのですが・・・。もし安保理で戦争を認めたらそっちの方が救いがないんですけどね。今回アメリカは戦争に持っていくために色んな事をしましたよね。武器査察の件もそう。でも、やっとそれが実績を上げ始めて、と同時に戦争の理由となり得なくなり始めた時にアメリカはさらに無茶な言いがかりで実力行使に踏み切ったわけです。昔、アメリカはイラクを支援していたんですよ。かのラディン氏もそう。が、気が付けば自分達(アメリカ)の管理の手を放れて大きくなってしまった手下達。それを今になって潰そうとして躍起になるアメリカ。使えるときは力を与え、大きくなりすぎたら即座に潰す。自分の制御できる範囲内以外の事は認められないようですね。何だかワガママ一杯過ぎてどうしたらいいのか分かりませんね。生かすも殺すも自分次第。素敵なマキャベリスト。ただ、その手法は際だって低次元なモノですが。アメリカという国の行動を見ている限り、世界平和を守るヒーローとしての役割を遂行したいのではなく、戦争という「目的」が先ず第一にあって、そのために「理由付け」をしている感が拭えません。サダム・フセインが独裁者であることは認めますが、アメリカに他国の自由と解放を軍事行動でやる権利があるとも思えません。一体この戦争のどこに正義があるのでしょう?・・・何て甘ったるいことは言いません。戦争に正義なんて無いんですよ、最初から。利益があるから、戦争するんです。戦争は最悪の外交手段であると同時に、最高の経済活動、「絶対的な消費」である訳です。ただ、一つの国のエゴで無駄に人が死んでゆく。それを止めることが出来ない、と言う現状に、そしてそれに賛同する国がある、と言う悲しい事実に私はただ、ため息しか出ないのです。一つだけ聞きたいのは、どこをどうやったらイラクを攻撃するに足る理由とそれに賛同する理由が見つかるのか。選挙で選ばれた政治家さん、私に納得できるように教えて下さい。私はそれが分かるほど頭が良くないようです。その一発の弾にかけるお金で貧しい国の人々の命を救うことが出来るはず。一つの命を奪う代わりに一つの命を救った方がいい、と私は思うのですが。それは間違っていますか?兵器特集に見入った人が言うべきコトバでもないと思いますが。