菊と刀
昔読んだ本「菊と刀」の中で ルースベネディクトは西洋を「罪の文化」日本を「恥の文化」と述べていた私の場合も 幼い頃から後ろ指刺されないようにと教えられてきたからかそれとも 信仰心がないためかやはり罪の意識よりも恥の方が身近な言葉になってる太宰治の小説「人間失格」の冒頭は「恥の多い人生を送ってきました」で始まるけど一連の偽造や偽計の登場人物を見ていたらこの文章を思い出した人の命に関わる建物の安全をないがしろにした人たちの厚顔さは まさに恥知らずお金や名誉のためには 手段選ばす 良心の呵責もなく恥や罪の意識さえなくしてしまったのだろうか~振り返ると自分とて恥ずかしい事ばかりと反省しながら・・・自分の恥の部分を知るのはとても嫌な事だけど時々はそこんとこ反省しないと「傷だらけの人生」ならぬ「恥だらけの人生」になりそう~他人からどう思われようと 自分に恥じない様に生きたいものね