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テーマ:ナルト(13)
カテゴリ:ナルト
ムシキングみたいにダメージ計算が明確なものはいいの ですが、今回のナルトは発表されていないので入力と 出力から中のモデルを推定する必要があります。 学問的には『システム同定』という分野になります。 参考文献は私も所属している計測自動制御学会の本。 通常は中の構造がまったく分からないブラックボックス モデルからスタートするのですが、ナルトの場合は 攻撃力-防御力(x)が関係してそうだというのが分かる のでグレーボックスモデルとして求めます。 まずは実験! xとダメージ(y)の関係をプロットします。 実験のコツはできるだけxを大きく振ることと、逆に変化の 激しいところは細かく取る(赤丸付近)こと。 出力が観測誤差を含む場合には、ここから最小二乗法を使う のですが、このプロットを見るとなんとなくy=x/4に関係が あることとy=300に下限があることが分かりますね。あとは 100単位に切り捨てがあるのでガウス記号[ ]を使って... max([x/4/100]*100,300) がナルトのダメージ計算式になります。 EXCELならrounddown関数を使うと一撃で求められます。 これと同じ手法をいま話題の恐竜キングに適用する場合は、 出力に観測誤差(山何個分とか)を含むのでもっとたくさん データを取る必要がありそうです。データさえあれば同定する のですが...データ取るの大変なので...断念! >学校の算数がきらいな子供達~! 算数は大人になってからこういうところで使うんだよ~!(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.03 14:21:10
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