楽天が損保参入で既存業界へ宣戦布告
既存の大手損保業界はどうかなってしまうかも。楽天が銀行、証券、次に損保参入へ金融よろず業を狙う。損保は米保険グループAIGと組んで、インターネットで取り扱える金融商品を増やして、ネット商店街に集まる顧客を囲い込む戦略。既存業界は脅威を感ずるだろう。代理店を通じての昔ながらの人づて商売。ところが保険代理店は一匹狼が多くて、事故のときに代理店が入院していたとなったときに、電話で連絡しても家族が出てきて、他の代理店に振って、ことを処理しようとして、それがなしのつぶてで、もうやめたことが私の経験である。こんな前時代的な代理店まかせの殿様商法では、既存保険会社はこれからやっていけないのに、ネットに参入すれば、この代理店の人たちの生活を奪うことになって、それもできない。楽天に限らず、ネットによる損保は価格破壊で従来の半額近い低料金で、今後はネットでの加入者が増えると思われる。ネット大手の損保参入は、既存の保険業界への宣戦布告でもある。