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お正月気分も一掃の昨日今日であります。
まだ、少しずつ年賀状が届きます。
あ~、義理堅い人なんだなぁ、相変わらず、・・・と思います。たぶん、こちらが先に出しててそれを受け、急いでこちらに書き送って来られたのです。
逆に、元旦当日、こちらが出してないのに、先方様からいただくお年賀状。これは「あ、いけね」と思います。そして自分が出してたのか、出してなかったのか、記憶がビミョーなお相手様もいらっしゃいます。
年齢重ねる毎に、このビミョーな度合いが増してきます。
それは、記憶力の低下に加えて、パソコン住所録によるオートマチックな宛名印字が、それを助長するからでもありましょう。
今回の年賀状書きでは、こんなことが起こりました。
小生、自宅で2台のパソコンを稼動させています。
どちらにも筆書きソフトがはいっています。
毎年、年賀状の裏面は、オリジナルで干支を使ったイラストを描いています。
表面は、ソフトの住所録で自動印字しています。
今回、例年の如く、住所録の自動印字をしようと思ったら、そいつがプリントアウトされない事態となりました。
ひとつのパソコンでは、他の書類はプリントアウトできるが、住所録だけがプリントアウトできない。
もうひとつのパソコンでは、住所録は充実しているが、LANの具合がおかしくて、プリンターとの連絡ができない。
ふたつのパソコンのお互いの悪いとこ同士が、対角線でつながったような関係になり、いろいろやってみましたが、結局悪あがきをやめました。
皮肉なめぐり合わせになるのは、運命がそちらの方向にヒトを押し運ぼうとしているからだ、と哲学的に悟りを開き、運命に導かれるまま、住所手書きに切り替えました。
生きてる頃は、鬼だと思ってたお父っつあん、まだ生きてて騒々しいおっ母さん、あんたらのおかげで、このやっ太郎、まだ両の手が健やかに動いています。故郷の西方に頭を垂れて、ありがとね、と感謝したのでした。
お年賀状の宛名を手書きで書きますと、書いてるその2分ほどは、少なくともそのお相手様のことに思いを馳せるものです。このような年賀状セレモニーに意味あるのは、そもそもこのため、この2分ほどのためにあるのではないかと思い至りました。
益々忙しくなる日常です。お知り合いのお相手様、すべての方に満遍なく思いを馳せる機会など滅多にありません。
せめては、ひとりでお相手様の住所を書く、その2分くらいは、その方のことを集中して考えるのも悪くない。
日ごろ、ご無沙汰失礼しているバチかぶり者に対して、今回のプリンター不具合事件は、やっ太郎にひとつの罪滅ぼしの機会を与えてくれたのでした。
メリットがございました。
冒頭申し上げた、自分が出したのか出してないのか、ビミョーな記憶のお相手様、・・・このような方が本年はひとりもなく、確たる自信を持って、「うん、出しとったな」と安心できる方と、「あ、いけね」と急ぐべき方との区別が明瞭でありました。
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もしお時間あれば、こちらもどうぞ・・・。もうひとりのやっ太郎。
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