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カテゴリ:その他
多分、前回 途中で挫折したのだと思う。
久しぶりに読んでみてほとんど記憶に残ってなかった。 読み終えた感想は「疲れた」。 一連の京極堂シリーズの中ではちょっと 異質のストーリーで設定も超越者(たらんとする者)が 京極堂をなんとか自分の側に引き込むために 壮大なゲームを仕掛けたというストーリー。 出てくる妖怪達も今までより一段とマイナーのもので 題名の「塗仏」にしても結局、どんな妖怪かは 分からない。ちょっと風呂敷がでかくなりすぎて 収まりがうまくいかなかったような物語なのである。 関口の自壊は蛇足のような気がするし、 京極と多々良の話なんか難しいというかマイナーすぎて 読むのが大変(漢字も分からん)。 もうちょっと簡単にしたほうが分かりやすかったと思う。 まぁそうは言っても最後の始末のストーリー展開は 面白い訳で、この続編も書かれそうな雰囲気だった。 今回に限らずこのシリーズは登場人物が多数別の事件と 絡み合うので頭の中で整理が大変である。 又、前回の事件や前々回の事件の登場人物もよく 再登場するので忘れていると理解がしにくくなることも。 また「姑獲鳥の夏」から読んでみようと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.12 17:12:00
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