赤い靴下を履いた虎

2006/04/29(土)19:50

草野球? 神6-3ヤ

阪神(652)

シーツのスリーランで3点先制したものの、例によってその後追加点を奪えずズルズルと試合の終盤まで進んでしまった。3点差ではこのまま逃げ切るのは難しいだろうと思っていたら、7回鳥谷のエラーもあり安藤に変わった金沢が青木にスリーランを浴びてしまい同点に追いつかれてしまった。まるで昨日の再現を見ているかのような展開に、今日もなのかとイヤな予感がしていた。 ところが、その裏ヤクルト2番手五十嵐が林、赤星に連続して四球、ヤクルトピッチャーは高津に変わるも、藤本の送りバント後シーツにも四球。この送りバントをはさんでの3連続四球の間にヤクルトのピッチャーがストライクをとれたのは、ボール球の空振りが一球あってもわずかに4球だった。 これで、一死満塁で迎える打者は4番金本。甲子園、お茶の間の虎ファン誰もが勝ち越し点を信じて疑わなかったが、金本は最悪のピッチャーゴロ。普通にさばけばホームゲッツーも可能だったかもしれないのに、ピッチャー高井の送球が思わぬ大暴投になり林&赤星が生還し2点勝ち越すことができた。ストライクを全く取ることができずにピンチをつくり、打ち取った打球をとんでもないエラー。ホントに見事なまでのヤクルト投手陣の自滅っぷりだった。 その後、8回に鳥谷がルーキ松井からホームランを放つものの、これはまぁおまけみたいなもので、野球はミスしたほうが負けるということを見事なまでに実証した試合だった。阪神は現在失策数がセリーグで最小らしいので、これを他山の石としてこれからも堅い守りを見せて欲しい。

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