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昨日、日本全国のお茶の間に衝撃が走った。ヤンキースの松井秀喜がレッドソックス戦の1回の守備でマーク・ロレッタの放ったレフトフライにスライディングキャッチを試みたところグラブが芝に引っかかって左手首を骨折してしまい負傷退場、これでプロ入り1年目の93年の8月22日から続いていた連続試合出場が1768試合でストップしてしまったからだ。 メジャーは162試合という長丁場を広大なアメリカ大陸中を転戦するという想像を絶する過酷な世界である。いかな屈強な人間であってもこの過密スケジュールを消化するのは簡単なことではない。だから、メジャーでは例え主力選手であっても試合に出ない休養日が適度に設けられている。しかし、松井はこれまで連続出場のこだわりがあったために、この休養日を固辞し続けてきた。今回のショッキングな出来事を、これで連続試合出場から解放されこれからはよりよいパフォーマンスのために適度に休養日をとれるようになったことはケガの功名だと、せめてものポジティブに捉えることもできるかもしれない。 リプケンの世界記録には届かなかったものの、足掛け14年の長きにわたって毎試合に出続けたことで到達した1768という数字。松井は胸を張って誇ってもいいだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月13日 14時02分55秒
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