赤い靴下を履いた虎

例のミッチェルレポートの原文（２２７ページ）を読むことができたので、それについてのコメントを。
英語は高校卒業後全くといっていいほどやってないので怪しいけど、一応訳してみると、

「ジェフ・ウィリアムス

ジェフ・ウィリアムズは１９９９年から２００２年の４年間ロサンゼルスドジャースでプレーしたピッチャーである。ドジャース退団後は彼のプレーヤーとしてのキャリアを続けるために日本へと渡った。
元球団職員はウィリアムスにステロイドAnavar と Dianabolを売ったと証言している。
元球団職員は、２００４年１２月１０日１８２０ドルと記載されたウィリアムスからの小切手を提出した。この小切手の写しは付属書類に添付し、次に示すとおりである。
領収書のコピー
ウィリアムスの名前・住所・電話番号は元球団職員の自宅から連邦の職員によって押収された住所録に記録されている。
この疑惑についての情報を提供し、彼に反論の機会を与えるために、私は彼に私と会わないかと要求したが、彼は私の要求には応じなかった。」

以上がレポートの中身だけど、結局、元球団職員の証言と小切手そして住所録に名前があったことが薬物使用とされた根拠らしい。で、反論の機会のための面談をジェフが拒否したってあるけど、お前はいつ面談を申し出たんだと、この調査は今年の３月から始まって今日発表されたわけだけど、ジェフは２月から１０月末くらいまでは日本にいたわけでそりゃ面談なんか出来るわけないわな。しかも、小切手の日付１２月１０日じゃなくて２月１０日でしょ。オリンピック出る年のシーズン前にステロイドなんて使わないでしょ普通。しかも０４年がジェフが一番よくなかった年だし、ホントに使ったのかと。詳しいことは前回書いたとおりだけど、これしきのことでクロとされたら堪ったもんじゃないという思いがさらに強まった。