会員権
中古会員権市場で、外資が手がけるリゾート物件の会員価格が上昇はじめています。現在は、市場平均でバブル期の10分の1の価格にあるといいます。これは買いでしょうか?一昔前、実物経済のバブル崩壊からタイムラグを経て、やはり会員権が暴落しました。その際に問題になったのが、預託金(利用権)制度の下での、倒産による預託金の未返済事象の多発でしょう。いわゆる証券の紙くず化ですね。近年では、上記の使用権ついた預託制よりも、所有権の付いた共有制が採られている場合が多いと言われています。これは、資産(リゾート)の一部(部屋割)を何人かでシェアするやり方で、本人名義で不動産登記されます。この場合、購入した資産には当然、所有権が発生します。したがって、中古の会員権の購入を考える場合、その会員権の経済的価値だけではなく、システムの面にも注意を払う必要があるでしょう。会員権も投資対象と考える場合、通常の不動産投資と同様に長期的な視点で、対象を評価する姿勢も必要と言えるでしょう。何はともあれ、まずは資金を作って、(殆どこの段階で終わりそう)よく調べてから慎重に考えるとしましょうか。 参考URL http://resortinfo.cool.ne.jp/mag/