卵2個分だったよ

           ネーロ-1
             拾って2週間目のネーロ
             後ろのぬいぐるみ、15㎝程です
         
          拾ったときの体重は、120g丁度卵2個分です。
          身長も並べたぐらいで、手の中にすっぽりと入りました。

   これくらいの仔猫を育てるには、授乳が大変です。
   以前仔猫の授乳の記事で、4時間おきにやっていたと、読んだことがありますが、とても
   4時間おきにはやれません。
   フルタイムで働いていますので、夜中の授乳はパスしました。
   
   朝6時に1回目、お昼に職場から戻ってきて2回目、帰ってから3回目(6時頃)寝る前に
   4回目(10頃)。
   これで結構すくすく育ちました。
   6月とはいえまだ寒かったので、保温には気を使いました。
   1㍑の牛乳瓶にお湯を入れて、アンカ代わりにしていましたが、電気アンカがあったので、
   これに代えました。
   このアンカ温度が余り高くならないので、といも重宝でした。
   タオルを巻いてその上に寝かせると、ぐっすり眠ってくれて、おしっこはその上に垂れ流し
   状態でしたが仕方ありません。
   授乳後に排泄させても、又出ることもあるのですから。
   授乳の時に、タオルも新しいのに変えるのが、日課になりました。
   ウンチの方は、なかなか出してくれなかったのですが、2日後箱の角に絵の具をグニュッと
   搾り出したようなウンチを見つけた時は、涙が出るほど嬉し
   かったですね。
   もう大丈夫、きっと元気に育つと確信しました。
   不思議なことに、ウンチは角にしていて、自分の足とか体には付けて汚す事は無かったの
   です。
   母親が舐め取ってくれるので、自分で角に行ってする事は、誰にも教えてもらっていない
   のですから、これには驚きました。
   しかも間だ目も開いていない、小さな子猫がです。

   1週間目に片目ずつ開きました。
   目の大きな子でしたが最初は、色がハッキリしなくて、一寸不気味ですね。
   犬は子犬の時貰ってきましたが、もう乳離れしていましたし、こんな小さな時から育てた
   のは、初めてでした。

   後から、病院の先生に良く育ったねと言われた時は、仔猫にとって大変な 事だったんだ
   とビックリしました。
   何の心配も無くすくすく育ったので、こんなものだと思っていましたから。

   直ぐに、里親募集する約束でしたが、もう手放せませんでした。
   


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