踏切が死んだ?
鉄道の話である。 今日、仕事の途中で、長居公園(サッカーの長居球技場がある)のそばを通ったのである。JR阪和線の『長居駅』の近くである。いつも通る道は阪和線を横切って行く道で、朝夕のラッシュ時に、開かずの踏み切りで、結構イライラさせられていたのである。しかし、『鉄』もどきの私は、目の前を『くろしお』『オーシャンアロー』『はるか』など、特急が通る度に、一人ガッツポーズを取って、喜んでいたのである。以前より、高架工事が進んでいて、すでに上り方向が高架線を走っているまだ下りは工事中で、ひそかに『特急』を楽しんでいたのである。5月に工事が完成して、踏切が廃止になると、聞いてはいたが、しっかり、忘れていたのだ。 今日、縦看板を見て、ああ~っ!と思い出したのである。踏切りには、バリケードがしてあり、線路は悲しく錆付いているのである。 もう、カンカンカン・・・の音も聞けない! 何がくるのかなぁ~?とワクワクしながら踏切待ちをする事もない・・・ 便利と引き換えに、一人の『鉄』もどきの夢も死んだ!? なにかしら、寂しい想いと、高架のコンクリートの冷たさを感じて次の現場に向かった、おっさんトトロであった。~踏切のある風景を探しに行きませんか~