峠の向こうに春がある！

関西は、いまだ梅雨入り宣言はない。今日の天気予報は、一日中雨（80％）、なのに、晴れている。午前中に、近くのクリニックへ、市民検診を受ける。オプションの、前立腺癌と、大腸検診も申し込む。費用はいくらですか？「貴方の年齢は、無料です」と。

　プランタン栽培のプチトマトにつづいて、キュウリの初収穫であった。今年のキュウリ苗は、外れだった。今一であるが、他のは順調に伸びている。

　先日から描いていた、アヤメを思い出し、ハガキに、筆ペンで、絵手紙を珍しく描いておく。
　　そしてである、提出用の宿題の「あやめ」を、眺めていて・・・、付け足すことを思いつく。
　日本画には、余白は、とても大切なことであるが、その余白に何か入れたい・・・と。

　余白に、薄墨で、風に揺れる柳を入れてみた。季節的に新芽の柳のつもりである。一輪の花を書いても、作品にするには、ストーリーと言うか、想いが必要である。絵に動きが出たと自己納得しているが・・・、教室での評価は？　さらに、右下に、小さく「菖蒲」と、花の名前を入れる。味のある字を書きたかったが、無理だった。
　押印は、裏打ちも終わり、枠取りのカッティングもしてからである。すべて出来上がるのには、時間がかかるのである。私にとっては、丁度よい閑つぶしである。