胃カメラのこと
掛かりつけ医に勧められていた「胃カメラ」を撮ってきた。紹介状を持って行けば、保険も効くのだ。医師は、胃カメラは、年一回くらい気軽に受けたらと・・・。 気軽にとは言え、前日は夜9時以降は、絶食である。それなりの準備をしての病院であった。 確か、7,8年前に経験している。例の「逆流性食道炎」である。嘔吐を繰り返した頃であった。あれ以来、ここ数年は嘔吐は無いが、健診的にも撮っておいた方がと言われていた。 呼ばれて、口を開けて、鎮静剤の様な苦い液体を入れられた。それ以降の事は、いつカメラを入れたのか、いつ撮ったのか、いつカメラを抜いたのか … 明確な記憶が無いのである。 7,8年前の、入れる時の苦しい記憶が無いのが不思議なくらい、気楽に終わった。この気楽さ、医学の進歩か、医師が上手いのか、判らない。 この事も、今度、胃カメラの結果を聞きに行った時に、聞こうと思っている。もっと以前の頃は、白いバリュウム液を飲んだ苦痛を思い出すにつけ・・・である。 帰宅すると、玄関のモミジの紅葉も、最後かなとか思って撮っておく。師走、12月である。喪中はがきが届どいていた。