いつの間にか知らぬ間に‥‥‥
待ちかねた当日(弐拾五日)予約した病院に着いてさっそく泌尿器科受付へ今日のメニューは 尿検査 レントゲン撮影 診察まずは採尿し検査室へ提出 次に指示された別階のレントゲン室へ向うレントゲン室の受付を済ませ呼ばれるまで暫し待つ暫らくして更衣室の扉が開き 虎武さーん と可愛らしい女将の声で呼ばれ緊張が走る笑顔で招き入れられ 狭い部屋の中で二人っきりにそこではきはきした声で御着替えの説明を受ける女将はそこで退室 一人っきりになり 指示通り検査着に着替るもう一つの扉を開けてレントゲン室内に待ち構えていたかの様に別の扉が開き先程の女将が入って来た天井には某社製の機械が吊り下がっており その下にはベットが直ぐにベットに寝る様に指示され その様に致す着衣の乱れを彼女の手で直され 先ず撮影個所を機械を動かし調整その後は動かない様に お達しが次に作業の手順をまたはきはきした口調で説明し担当医に電話暫らくした後担当医が造影剤を注射しに入室太い注射器にたっぷりの造影剤を拙者の右腕に注射し退出急に身体がカーッと熱くなる 全身に力が漲るとはこの事かと五分経過したところで 看護士の女将が注射針を外しに入室外した跡の止血処置を施し直ぐに退出 注射後壱拾分経過した頃レントゲン室の担当女将が息を吸って吐いて止めて動かないでと言いながら退出二回目の撮影終了 暫らく静寂の時が経過 次は壱拾分後に三回目の撮影 その後寝台から降りるよう指示されレントゲンの前に立つこの位置で最後のショット これで終わりですお疲れ様と言われ御礼を言って更衣室で着替え退出 泌尿器科に戻り受付へ書類を戻す暫らく診察の順番を待つ 参拾分も経っただろうか 虎武さーん 二番へお入り下さい とお呼びが掛かるいよいよ診察室へ 担当医から痛みはその後どうだったか尋ねられ土 日 月 火 の夜に下腹部に痛みがあり鎮痛剤を飲んだ水 木 は毎夜襲う痛みに耐えかね また飲んでも効果が出るのに時間が掛かるため夕方に予め飲んでおいた 今は痛みは無い事を告げた担当医の診立てでは 前回潜血があった尿検査の結果は白レントゲンの写真の所見でも 造影剤は腎臓 尿管 を綺麗に流れて居り尿管に石が留まって拡張している形跡は この写真からは認められない石によっては写らない物が有るので何とも言えない部分もあるが石が出たのではないかと思われる との診断であったレントゲン写真画像(今時はLAN) 尿検査のデータを見せながら 絵も描いて丁寧に説明してくれた多分水曜日以降に出石した摸様 鎮痛剤を飲んでいたため痛みが感じられなかったのだと思われるレントゲン写真に石が写っていると確信して行ったので少し拍子抜けしかし先ずは一安心 心配をお掛け致した以上貴石製作出石の巻き 完