032262 ランダム
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視界鮮明2~ユッケ・ユッケ・ユッケ~

視界鮮明2~ユッケ・ユッケ・ユッケ~

深い森の中で彷徨ってた どこからか聞こえる
泉の沸き起こる音に導かれ 一歩ずつ

何故にこんな喉が渇くのだろうか?
紫の陽をその身に浴びて

土の中生まれ出た 新しい生命を見つけ
足を止め何時の日か 散り行く姿 胸に描く

歩けば歩くほどに遠くなる 水の音を聞いて
目指す向きを変えれば尚更に 迷い込んだ

静まりかえった森の中 気付いた
ソコこそが終わりの場所なんだと

星さえも隠すほど 生い茂る木々に囲まれ
渇きを満たそうと ひたすら歩き続けていく

生まれ出た生命は 散っていく生命を胸に
抱いておぼろげな 紫を感じ咲き誇る


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