生存リスクと死亡リスク「万が一のとき、保険がないと大変ですよ」 というセールストークで生命保険に加入している方、殆どだと思います。 当然、万が一のための生命保険は必要ですが、 保険には加入しているが貯金は殆どしていない、という方、案外多いです。 「万が一の心配ばかりして、生きていたらどうするんだろう??」 よく考えたら…万が一の場合の死亡リスクだけが注目され、「長生きしていたら」というリスクというのを 書いているところってあまりないですよね。 実は「長生き」をすることによるリスクに備えることが非常に大切なのです。 平成13年の厚生労働省の調査によると、65歳時点の10万人あたりの生存者数と死亡者数を見てみると、
はるかに高いことがお判りいただけると思います。 言い換えれば、殆どの人が老後を迎え、「長生きのリスク(生存リスク)」に直面すると言えます。 では、「長生きのリスク(生存リスク)」とは一体どういうことなのでしょうか? 月の生活費を30万円とすると、65歳から85歳までの20年間で7200万円がかかります。 もちろん、病気やケガをした場合のお金も用意しなければなりません。 さらに、これからの長寿化傾向を考えると、もっとお金が必要になります。 あなたの加入している保険は、「長生きのリスク(生存リスク):万一のリスク(死亡リスク)」 の割合はどうなっているでしょうか? 『万が一があったら以後の生活は安泰だが、生きていたら先行き暗い』なーんて方、居ないですか? これではあまりにも悲しすぎますからね…よーく考えてみてください。 |