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電子書籍にまったく興味がないわけではない。いずれ弊社のレベルの版元でも、参入しなければならないのかも知れないが、今は、まだまだ時期尚早と考えている。
他社さんが十二分に地ならしをしてくれたあとでいいのではないか。わざわざ未知の市場に飛び込むことはない。 大手さんはそうもいっていられない。業界のナンバー1という自負もあるでしょうし、先陣を切って業界を引っ張っていくという見栄もあるでしょう。 資格書の出版社であれば、電子データに講義をつける程度の発想はすぐ出てくるはず。企画者の立場で、読者のことを考えれば、ひとつの端末で、文字も読めるし、講義も聞ける。一挙両得に思えるかもしれない。 しかし、果たしてそうだろうか。 弊社は、もう既に経験したことだが、講義をつければ、読者は必ず喜んでくれるとも限らないのだ。 電子書籍の可能性として、音声や画像の付加価値だけでは満足していただけない気がする。ただ、その先がまだ掴めていないので、静観するしかないのだが。 まあ、大手さんのお手並み拝見といったところか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.11.06 13:09:14
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