カテゴリ:心の病と難病・健康
一年半、かかりました。
話は2011年秋に遡ります。 とろろ母が入院しました。血液中の白血球の顆粒球が極端に減少。有無を言わさず緊急入院となりました。 以前から、甲状腺機能障害の服薬治療を受けていました。そのうち、ものすごい倦怠感、手の震え、体重減少が。素人目にも、単なる夏バテとは思えません。かかりつけ医を受診。そのかかりつけ医の紹介状を持って、総合病院を受診。血液検査の結果、顆粒球数が下限の20分の1、という事態が判明。その場で入院させられました。1ヶ月入院しました。 原因は、甲状腺機能障害の治療薬の副作用。 入院中に、医事課の課長さんから「医薬品副作用被害救済制度」を知らされました。私は知っていましたが、身内のこととなると浮かばないもんです。 ※「お薬手帳」に書かれていることもあります。 ざっくり言うと、処方された薬を指示通りきちんと服薬していたにも関わらず、重篤な副作用(死亡や入院するレベルの症状)があった場合、救済制度があるのです。入院費の助成、遺族年金の支給などの給付があります。その申請を入院中にしました。2011年11月頃です。 一月半後、簡易書留が届きました。「早いね」と開封したら…「受理しました」という通知でした。ずっこけました。 それから随分経ち、また簡易書留が届きました。今度は、「〇〇先生と〇〇先生の意見書が必要です。情報の提供に同意ください」と、同意書の提出を求められました。 それからしばらくして、また簡易書留が届きました。内容は「先生が作成した意見書」。「こんな専門的なことわからない!必要ない!」。大ブーイング。 もう年はとうに変わっていました。 そして2012年夏、簡易書留が届きました。期待して開封したら「審査に時間がかかっています。もう少しお待ちください」。 その文書が2回届きました。 「年内(2012年)に決まると思う?」 「いや、無理だね」。全員が言うので、賭けになりません。 そして、2013年晩春。やっと「支給します」の通知が簡易書留で届きました。しかし、それも「振込口座をご連絡ください。なお、振り込みまでは1ヶ月ほどかかります」 ……。 そして、6月頭に「振り込みました」の通知が簡易書留で届きました。「普通郵便でいいものをわざわざ簡易書留で、お金の無駄遣い!」とブーイングです。 今日(7日)、母が振り込みを確認しました。 ※会話は方言でしています。 「医薬品副作用被害救済制度」、知っておいて損はありません。使えるものは何でも使いましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 7, 2013 11:09:58 PM
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