【第8回目】自動登録拒否設定

【第8回目】自動登録拒否設定  (2003/03/16)

本日で第8回目。
今回は第7回目「キーワード設定」を先に読んでいる方が良いかと思います。
言葉の説明などで第7回目と重なっている部分があるためです。
言葉の説明がわかるのであれば、今回だけ読んでも良いかと思います。
それでは今日も始まり始まり~!

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今回の紹介するものは「自動登録拒否設定」

先に言っておきますが、今回紹介する「自動登録拒否設定」は
楽天HPではできないものになっています。
というのは、今回紹介する「自動登録拒否設定」は
htmlタグの中の<head>タグという部分で書くものになります。
楽天HPでは<head>タグの部分を書くことができないので、今回紹介する
設定はできないですが、「こういうものもある」ということを知っていれば、
何か良いことがあるかもしれないです。

それでは、ここから本題に入っていきます。
まず「自動登録拒否設定」がどんなものかの紹介から・・・
「自動登録拒否設定」というのは、主に検索エンジン用の設定になります。

「検索エンジンとは何か?」「ロボット型検索エンジンとは?」といった説明は、
第7回目でしているので、わからない人はそちらを読んだ後にこちらをお読み下さい。

話を元に戻して、「自動登録拒否設定」は
 「ロボット型検索エンジンへの登録を拒否する」
ことです。
第7回目の「キーワード設定」の正反対だと思っていただければ良いかと思います。

htmlタグの書き方は以下のような書き方です。

 『<head>
  <meta name="robots" content="noindex,nofollow">
  </head>』

という書き方になります。
今回は、このhtmlタグをそのまま書くだけでOKです。

contentの「noindex」という部分が「検索エンジンへの登録を禁止する」、
contentの「nofollow」という部分が「このページ内のリンクをたぐることを禁止する」
という意味になっています。

余談になりますが・・・
contentに「index」と書くと「検索エンジンへの登録を許可する」、
contentに「follow 」と書くと「このページ内のリンクをたぐることを許可する」
という意味になっています。
特にこの記述をしなくても、自動的に登録されることが多いので、
禁止の場合(noindex,nofollow)だけ、上記のhtmlタグを書くようにするのが良いかと思います。

さて、登録を禁止する場合とはどういう時になるでしょう?
ほとんどの場合、登録を禁止する必要はないと思います。
「HPを公開している」=「誰かに見てもらいたい」と思っていることが多いので、
今回の「自動登録拒否設定」は必要なさそうに思えます。
しかし、以下の場合に必要なものになるであろうと思います。

・一部の人だけにそのページを見せたい(不特定多数の人に見てほしくない)
・荒らしの被害に遭いたくないので、細々とHPを続けていきたい。

私が思い浮かんだのは上記の2点です。
会員専用のページなどを作る場合には必要かもしれないですが、
これ以外では登録を禁止してほしい場合というのは、ほとんどまれです。

なお、今回の「自動登録拒否設定」のhtmlタグを書いたからといって、
必ずしも検索エンジンに登録されないというわけではないようです。
少なくとも「Google、goo、Lycos」では登録されないようですが、
その他の検索エンジンでは登録されるかもしれないので、その点は覚えておいて下さい。

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(雑談)
今回はMETAタグによる「自動登録拒否設定」を紹介しましたが、
robots.txtによる「自動登録拒否設定」というものもあります。
robots.txtの方は設定が少し難しいことと、私自身がよくわかってないので、
今回は紹介しません。
METAタグによる「自動登録拒否設定」で十分かと思います。

ただ何度も言いますが、今回の設定はほとんど必要なさそうな設定なので、
「こういう便利なものがhtmlタグにはあるんだ」という程度で良いと思います。

それでは来週に続く~!



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