2008/12/07(日)23:02
東野圭吾「ガリレオの苦悩」
ガリレオの苦悩
ガリレオ・シリーズ久々の短篇集、長篇と同時刊行。「悪魔の手」と名乗る者から、警察と湯川に挑戦状が届く。事故に見せかけ殺人を犯しているという彼に、天才科学者・湯川が立ち向かう
テレビでガリレオシリーズが放送されてから、ボクが従来抱いていた湯川と草薙のイメージが180度変わっちゃったんですよね~。
京極堂もそうなんですが、やっぱりメディアの力は偉大ということでしょうかw
肝心の中身の方ですが、オーソドックスな短編4つ、倒叙モノ1つと内容もまずまず。草薙刑事に代わって内海薫刑事が活躍する話が多く、テレビの影響がこの辺りにも顕著に見られますw
ファンなら読んでおいて損は無いでしょう。
本ミスやこのミスでもランクインしていた「聖女の救済」を読むいい肩慣らしになったかな。
続けて長編の方を読みたいと思います。