2008/07/07(月)13:38
美女と野獣 in Panama
今日はディズニーミュージカル美女と野獣を観にいってきました。
スペイン語では La Bella y La Bestia ラ・ベジャ・イ・ラ・ベスティア
歌も台詞も全編スペイン語での公演でした。
パンフレット↓
パンフレットを見る限り、ちゃんとディズニーのロゴも入っているし、
れっきとしたディズニーミュージカルらしい。
でもキャストは、どうもパナマ人・・・・・・・・・。
その上主役のベル(スペイン語ではベジャ Bella )役の人は本業が弁護士、
ルミエール役はパナマのシャネルブティックのお偉いさん、、、、、、、
と、えっ??と驚くプロフィール・・・・・・・・
弁護士と兼業の歌手(役者)なんて、パナマってどーなってるの??????
シャネルのお偉いさん、練習なんてしてる時間、あるの~~~~??????
オーケストラのメンバーも、名前からしてみんなラテンの人
(多分、パナマ人。あっ、ひとり日本人の名前もありました!!!)。
うーん、こんなパナマキャストじゃ、今までの経験からしてあまり期待できない・・・・・・。
まっでも、チケット代も28ドル(三千円ちょっと)だし、贅沢はいえないか。
案の定、開場時間も開演時間も遅れるし、客席のマナーも悪いし、いつものパターン。
ただし、写真撮り放題だった、シャキーラ(→こちら。)やリッキー・マーティン(→こちら。)
に対し、さすがディズニー、
開演前に写真やビデオ撮影禁止、携帯やアラームオフのアナウンスが
しっかりと入り、さすが写真を撮っている人はいなかったですが。
そんな感じで期待せずに20分遅れくらい(上出来!!!)で始まったミュージカル。
案の定、オケはひどい、音響はひどい、なんだよあのインカムは!
と、アチャ~ッと頭を抱えたのも束の間、
この弁護士兼業主役の歌唱力はなかなかだし、他の歌手もけっこういい。
アンサンブルの盛り上がりも素晴らしく、
そしてさすがディズニーの演出、ちゃんと魅了されるようにできてるんですね~。
どんどん惹きこまれていく私
それにえっとぉ、美女と野獣って、こんなコメディタッチだったっけ~~~~?????
妙に面白い演出。
おまけに劇中の台詞で、
「フランス語の本もイタリア語の本も、クナ語の本もた~くさんあるよ!!」
と、パナマ公演ならではのエッセンスが加わったり、
と、
なんだかなかなか良かったんですよね~~~~~
でもって、今日が千秋楽。(木曜日から4日間6公演の最終公演。)
なかなかの熱演に会場もみんな盛り上がり、大歓声と拍手喝采。
私も立ち上がり、気持~ちよく拍手をおくりました。
これはエンドレスのカーテンコールよね!、と思ったのも束の間。
どん帳が上がったのは一回だけ。
あれだけ熱狂していた観客たちは、あっという間に素に戻り帰途へ。
えっ?パナマ人ってそんなに熱しやすく冷めやすい人たちだったの????
と、妙に盛り上がったり盛り下がったりの起伏が激しい一日でしたが、
私の初ディズニーミュージカルは、予想以上に楽しく、大満足でした
ディズニーなんて子供向けでしょ~、パナマ人のキャストなんて~、
なーんていう先入観はダメだなと、反省いたしました、ごめんなさい