Hacienda del Mar ~ 出発篇
今年のお正月は(計画に)出遅れちゃったし、カナダで散財しちゃったし、で、パナマで過ごすことにした我が家でしたが、実はゆっくり紅白を楽しめて、なかなか楽しい花火三昧なパナマの年越しを体験でき,意外とよかったかも・・・・・、という感想ですとはいえ、まわりのみんなが、パタゴニアだ、アメリカだ、カリブだ・・・・・、とバケーション三昧の中、ずっと自宅で過ごすのも悔しすぎて、元旦出発2泊3日で、国内のビーチリゾートへちょいと行ってきました。なぜ元旦出発かというと単に、12月中ごろになってから慌てて探したので、年内出発では取れなかったから・・・・行き先は、こちらのコメント欄で以前パナマにお住まいだった un Caballero さんが教えてくださった、Hacienda del Mar アシエンダ・デル・マルパナマシティから小型飛行機で約20分。パナマ湾沖合いに浮かぶパール諸島の中の無人島サン・ホセ島( Isla San Jose イスラ・サン・ホセ)のリゾートホテル。先日行ったコンタドーラと同じパール諸島内ですが、コンタドーラよりもうちょっと先にある島です。さて、1月1日元旦の朝の出発。空港までの「足」をどうしよう、というのが当初からの懸案事項。アドバイスを頂いて、タクシーを予約しました!2日前に!「1月1日はやってるよね!」と何度も念を押して・・・・・・・。なのに当日1月1日8時、予約した時間。こないっ!!!!!!! 当日朝、コンファームの電話を入れても出なくて、イヤ~な予感。でも「もしかしたら来るかも。」と信じて出たのに、こないっ!!!!!!! 信じられんよ、パナマのタクシー。メキシコではもっと早く、早朝4時とか5時とかにタクシーを予約して空港まで良く行ったけれども、予約したタクシーが来ないことなんて、一度もなかった。ほんと、信じられないパナマ人のモラル仕方ないから、私は流しのタクシーをつかまえるべく通りに立ち、夫はアパートの警備員と片っ端からタクシー会社とかタクシー運転手に電話をする。元旦の朝、どちらも玉砕。も~っ、空港まで行くタクシーがつかまらないんじゃ、飛行機代と高いホテル代がパーになるかと焦りまくる・・・・・・最後の手段、夫が近くのホテルまで大汗かいて走り、ホテルのハイヤーをつかまえて、なんとかかんとか8時半過ぎ、出発っとりあえずホテルハイヤーの代金はメチャクチャ高かったけど、この際連れて行ってくれただけで感謝感激の中、空港に到着。でも実は、この先もちょっと不安だった、私たち。そのサン・ホセ島は無人島でそのホテルしかないので、ホテルを予約すると自動的に飛行機にも予約が入って手配してくれる。(料金は別)サン・ホセ島行きの飛行機は基本的にホテルの客しかいない、ということ。が、そのやりとりはほぼメール。カードで全額支払い済みなれど、手元に飛行機のチケットがあるわけでもなく、メールの文面にも、特に出発時間の表記があるわけでもない。ただ、ホテルの全般のインフォメーションの中に「月~金 往路○時 復路◇時、土~月 往路□時 復路△時」と飛行機の時間が書いてあるだけ・・・・・・・。 ほんとうにその飛行機は飛んでいるのか。 ほんとうに私たちの名前の予約が入っているのか。さすがに前日、やっぱり不安になってオフィスに電話してみるも、年末休業なのか、誰もでない・・・・・・・・・・。イヤ~~~~~~~な感じ。金返せぇ~~~~~~~~~~。ということで、来ないタクシーに出鼻をくじかれ、その上飛行機の不安。とてもこれからビーチに行く足取りではなく重~く暗~くひっそり~、と、国内線空港に着いた私たち。相変わらず国内線空港は、クナ族の人たちが大荷物をかかえてずら~っと待っている。(→こちら参照。)エア・パナマ Air PANAMA の待合室は、外国人の姿は珍しい。ひ~、私たちは今回はサンブラスに行くワケじゃないんだけどぉ・・・・・、サン・ホセ島行きは何処・・・・・・チェックインカウンターの前に唯一、数人の白人の姿が。サン・ホセ島行きはその人たちの列だよ、と言われ、順番取りなのか、ずらずらと並べられたクナ族の荷物を飛び越え、その人たちの後ろに恐々ついてみる相変わらずやってるんだかやってないんだか分からないスピードでたった3人のチェックインにずいぶんと待たされ、挙げ句、チェックインカウンターのオッチャン、私たちの顔を見るなり「セニョール・トルティージャ夫か?」うっわぁ~っ、私たちの名前、入ってたよぉ~~~~~~~~良かったぁ~~~~~~~~これで何とかサン・ホセ島には行けるかもよ!!!!!! つづく