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Toru-san
「苟に日に新たに、日々に新たに、また日に新たなり」
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大津市で昨年10月に起こった私立中学2年生の自殺は痛ましい。いじめが原因というのが大方の見方だが、取り巻く人たちの“見て見ぬ振り”がなければ、ここまで追い詰められることはなかったのではないか、と言われる。
野田首相も、昨夜の民放テレビのインタービューに答えて、“いじめのようなことを見たら、見て見ぬ振りをせずに、誰かに伝えるように”と呼びかけていた。
“見て見ぬ振り”をしないことは大事だが、問題は、何故“見て見ぬ振り”をせざるを得ない状況だったのかを探る必要があるまいか？子供達は“見て見ぬ振り”をしたくてそうしたのではないかも知れない。こんな話を聞いてくれる大人がいなかったのかも知れない。話をしたが大人が関心を示さなかったのかも知れない。それで子供達は段々こんなことは“見て見ぬ振り”をする方が良いと思うようになったのかも知れない。
そうなると根本原因は大人が作っていることになる。子供の社会は大人社会を写したものにほかならない。今更ながら我が身を振り返らざるを得ない。
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最終更新日
Jul 17, 2012 09:17:47 AM
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佐藤徹@