岡山の高校野球日記/by土佐丸

2010/05/05(水)20:40

春季高校野球岡山大会を振り返って 1 Aシード校

2010年・春季高校野球岡山大会・中国大会(35)

大会前半は寒空・・。決勝は「春」らしい天気だった、春季高校野球岡山大会。各校、実力拮抗の中、33年ぶりに岡山東商が春の県王者に輝いた。 岡山東商は大黒柱・星野投手が威力ある速球を中心に県内各打者を寄せつけず抜群の安定感を披露。変化球も制球され、手がつけられなかった。昨秋は投手経験が浅い面が顔を出した場面もあったが、今大会は貫禄の投球。自信たっぷりのマウンド上の表情が印象に残りました。変化球を中心に丹念に投げ込む人見投手との2枚で夏を乗り切るだけのスタミナもありそう。打撃陣も勝負強さを発揮。勝負所ではスクイズなど小技を絡める攻撃も見事だった。伝統の機動力も復活か? 準優勝の理大附は層の厚い投手陣を形成。エース石橋投手が準決勝以降、登板なしでも大崩しない試合を作った。決勝で先発した薮田投手が夏までに本来の球威が戻れば脅威の投手陣だろう。1年生大会の時、対関西戦の試合の闘志溢れる薮田投手の表情が忘れられない・・。非公式戦ながら、関西の選手の空気が変わったのをよく憶えてます。見応え十分でした。夏の再戦があれば・・楽しみな対決ですね。理大附は2年生の藤岡投手も安定感抜群。軽く肩を作っただけですぐにマウンドに上がれるのも凄いと思いました。 倉敷工は伝統の粘りを発揮してのベスト4進出だ。突出した選手がいないながらもチーム一丸で戦う姿勢は旧チームと被る。予選から安定した投球を続ける山下投手を軸に2番手・3番手の投手も好投。山下投手の変化球は鋭いんですよね・・。また、昨夏、関西・堅田投手に面白いようにタイミングが合っていた神浦選手が県大会から4番を打ってました。予選リーグの玉野商戦、強烈な打球でした。チーム全体に監督の色が浸透している感がある倉工。泥臭く最後まで粘り強く・・この夏も注目です! 前評判は低いながら、エース松山投手と活発な打撃でAシードを獲得した商大附の戦いも見事だった。初戦、西部予選を最後まで戦い地力ある笠岡商に勝利。倉敷南戦では松山投手が威力ある速球を中心に1失点。実力では上と見られていた光南戦も3-2で退ける。岡山東商戦は守備の乱れから大敗したが、2年連続Aシードだ。昨夏の苦杯を払拭できるか夏の戦いにも注目だ。  にほんブログ村高校野球ブログ村に参加しています

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る