2010/06/06(日)23:20
中国大会・準決勝第二試合・広島工ー岡山東商
広島1位校と岡山1位校の対戦になった第二試合。星野投手と石田投手の中国路を代表する左右の本格派の投げ合いを期待したが、連投がたたり昨日の球威が序盤からなかった。悪いながらも踏ん張る石田投手とピンチに再三の好守が光った広島工が終盤の猛攻を凌ぎ逃げ切った。岡山東商は3回、死四球でピンチを招くも2死まで持って行きながら、失策で追加点を奪われ序盤ペースを握れなかった。
昨日観戦した時よりも調子は悪そうだったが、悪いなりにまとめる投球は経験値の差か?猛暑の連投も連続完投で決勝へ進出!
6回から救援した人見投手。今大会、調子良さそうでスライダーや内角に沈む球の切れも良かった。この日は4イニング無失点で流れを呼び込む。
終盤、岡山東商の猛迫でピンチの連続の広島工。ここ一番で踏ん張る守りの粘り強さはさすが広島の1位校だった。
9回のピンチも無失点で凌ぎ広島工が逃げ切る。岡山東商は8回、森下選手の絶妙なセーフティバントと星野選手のライト前で1死1・3塁のチャンスを併殺で潰したのが大きかった。「足」を使って好投手を揺さぶる攻めが後半、石田投手のスタミナを著しく奪っていただけに好機にあと一本ほしかった。欲を言えば一回戦、好投してた人見投手で勝ちを拾っていれば投手陣のやりくりも夏を睨んだ上で楽になると思いました。
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