新聞の記事を見ました．

　「高知に自然博物館・こども科学館（仮称）をつくる」連絡協議会の設立総会では，議論の結果，正式名称を「高知に科学博物館をつくる会」とすることになりました． 　この設立総会のことは，高知新聞（10月31日朝刊）や朝日新聞（11月1日）でも報道されています． 　おりしも高知新聞では「苦悩するミュージアム」だったかな，何かそのようなタイトルでの連載記事が出ています．11月1日は連載の8回目．週末を除きほぼ毎日の連載のようなので，10月20日すぎ頃から始まった記事のようです． 　この連載記事の内容は，ミュージアムの管理を「官」から「民」へというトレンドとか，経営的視点からのミュージアムの運営などが主体のようです．その中で高知市立自由民権記念館が「民」への移行を執行猶予された事情が注目されます．この点は博物館の本質にかかわる問題を含んでいます．高知新聞の記事はそれを簡単に（軽く？）扱っているようにも見えます． 　この連載の行方に今しばらく注目したいと思います．