HIGE'S MEMO -*

11月20日神戸マラソンを走った。


第1回のこの大会、友人を含め多くの人が申し込んだ中で運良く当選。

東京も大阪も当たらなかった中で、何より地元の神戸のそれも第1回に走ることができるなんて、こんなに素敵なことはない。


何ヶ月も前からめっちゃどきどきわくわくやった。


まずは19日土曜日、我が家で前夜祭。



酒はほどほどにしないといけないと思っていたのだけれど、それなりに酔っぱらうまで飲んでしまった。

まぁ、アルコールも炭水化物なのでカーボローディングということで。



翌朝、早起きしてしっかり朝ご飯をいただいて、いざ出陣！

俺たちより早起きして朝ご飯の用意をしてくれた、YUMIちゃんとAYAYAには感謝感謝！


天気予報がどんどん変わっていって、雨の予報だったのがなんと当日は快晴！

気温もそれほど高くはなく、風が少し強かったのを除けばこれ以上ないグッドコンディション。


なんか恵まれすぎてるよなぁ・・・



我が家からスタート地点の神戸市役所前までは徒歩で行くことに。



これが雨やったらどうしてたやろう？



会場は選手と応援をしっかり区分けして、ものものしい雰囲気に。


俺たちは時間が計算できるので、ギリギリに行ったけど、けっこう早くから選手は集まっているに違いない。


俺たちが着いたときにはこんな感じになっていた。




いざ出陣！！





第1回の神戸マラソンを走っていることに感動、大勢の人から応援されながら走ることに感動、何百人ものボランティアに守られながら走ることに感動。


走りながらずっと笑っていた。

でもって、笑いながら涙が出そうになっていた。


今回のマラソンでは5時間を切れたらいいなぁ、あわよくば4時間半くらいで走れたらいいなぁと思っていたのだけれど、マラソンはほんの少しペース配分を間違うと、大コケしてしまうので、まったくどうなるかわからないままのスタートやった。


一応、4時間半を目標にした場合のペース配分を想定していたけど、最初はそれよりちょっとずつ遅めのペース。


やっぱり4時間半は厳しいなぁと思いながら、17キロ地点の折り返しを過ぎたところで追い風になったのがペースアップにつながったようで、中間地点で2時間13分ちょいまで持ち直していて、4時間半いけるかもなんて欲が出るくらいに。


ところがよく言われるように30キロ過ぎたあたりから足のダメージがじわじわときだして、32キロあたりから全くペースが上がらない。


それでもまだ挽回できるに違いないと自分に言い聞かせながら走っていたのだけれど、最後35キロ地点にある登り坂でかなり消耗してしまって、最後の3キロぐらいは朦朧としながら、とにかく止まったり歩いたりしないことだけを考えながら走り続けた。




タイムは4時間35分40秒。


初めてのフルマラソンが5時間36分なので、自己記録を1時間以上更新したわけだから満足してもいいのだろうけれど、できることなら4時間半を切れたらなぁと思ってしまう。

あと5分ちょいの事やねんもんなぁ・・・

でも、この壁が厚いのかもね。




大会そのものはすばらしいものやった。

コースのほとんどに大勢の観客がきていて、知りもしない俺たちにせいいっぱいの応援を
してくれる。

走っている間に何百人の人とハイタッチをしたやろう？


そんな中を走れることが幸せで楽しくて楽しくて仕方ない感じやった。


ボランティアスタッフの人たちもみんな一生懸命で、最後までずっと心からありがとう と言える大会やった。


第1回の大会というと、どこかに不手際があったりして、不平不満が出たりするもんやろうけれど、そんな声は俺の廻りからは全く聞こえてこなかったし、みんなよかったよかったと言っていた。
（一部、水と食料は不足したらしい。）



大成功の大会やったと思います。


この時期、大阪マラソンや奈良マラソンのように市民ランナーが走ることのできる大きな大会が続くけれど、もしこの中から選んで走ることができるなら、やっぱり神戸マラソンを選ぶと思うな。

そんな大会やった。

きのうは筋肉痛でロボットみたいになっていたけれど、これもまた心地よい痛み。

今日になって痛みが薄れ、そのうち痛くなくなってしまうのがちょっと寂しいくらい。


いやぁ、マラソンってホンマにいいよなぁ！