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2019年11月17日
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カテゴリ:旅行

日本人の考え方は、医学的にたとえでいうと対症療法的な発想がある。日本人は、問題があると、抜本的な改善策を講じることが多いが、中国の考え方は、その問題の原因を突き詰めて根本的にやり直そうとすることが一般的である。いわゆる体質改善を求める。

漢方薬というのは、体質改善が第一の目的ですが、中国の考え方は漢方薬的改善策といってもいい。

日中国交回復の時、それまで敵とされた日本を友好国とする中国の理由は「戦争の責任は一部の軍国主義者であり、日本国民も犠牲者だった」ということであった。

しかし、日本はそれ以後A級戦犯を靖国神社に合祀し、アジア各国から批判を浴びた。その理由は、軍国主義者である戦犯を、なぜ首相が参拝するのかというものである。日本はいっていることと、やっていることが違うという批判はここにもある。

靖国神社への参拝が、公式か私的かなどは、日本的対症療法の発想からでたもので、アジアの方々はどうでもいいことである。軍国主義者としての戦犯を神社に合祀し、それを参拝する日本の国民性に疑問を投げかけられているものだと感じる。

靖国神社の問題は、国内問題であるが、他国から批判されるのはそれなりの理由がある。日本の常識は、海外では通用しないことも事実であり、体質改善をしないといけないのは日本かもしれない。

 






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最終更新日  2019年11月17日 13時30分01秒
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