大声でひとりごと

2004/04/14(水)18:12

「TAXI」にまつわるエトセトラ

徒然日記:思ったことをつらつら(22)

映画「TAXI」おもしろいですね~。 タイヤのスリップ痕から車種まで当てる主人公にハートをわしづかみされましたよ!(ウソです) 最初は全く興味なかったのですが 車が出てくるということで息子が大喜び。 今では一緒になって観ています。ちょっとエッチなところは「見てはいけません」と目を隠して。 TAXIにはちょっとした苦い思い出があります。 数年前、仕事を終えた後の飲み会の帰り道、 最終の地下鉄で帰って来た私はタクシー乗り場の長蛇の列の一番最後に並びました。 後から来たお兄さんが私の前に入ろう入ろうとするので 私はお兄さんに睨みを利かせながら前の人と隙間を作らないように前に詰めました。 そしてしばらくしてやっと私の番が来て、乗り込もうとした時、 後ろに並んでいたお姉さんが勝手に乗ってきました。 唖然とする私に 「あの人、出してたんです!!」 見ると、さっき私の前に割り込もうとしていたお兄さんが 脱兎のごとく地下鉄の駅のほうに走っていくではありませんか! そうです。そのお兄さんは割り込もうとしていたのではなく さっき、私にちんこを見せようとしていたのです。 こわがっているその(勝手に乗り込んできた)お姉さんが気の毒で(もう駅は真っ暗で車を待っている人はその人が最後だった) 「どちらですか?」と訊ねたところ うちとは反対方向でしたが運転手さんに 「では、そちらをまわってから○○○(うちの住所)に」と告げると、なんと経緯を聞いていたはずの運転手さんは 「相乗りせんどいてくれる?」とおっしゃったのです。 「では、こちらの方の乗られる車が到着するまでお待ちいただけますか?」としばらく別のタクシーが来るのを待つことに。 その間もメーターはあがっていました。 程なくしてもう一台タクシーがやってきて 「良かったですね、お気をつけて」という間もなく 乗り込んできたお方はすごいスピードで、もう一台のタクシーに乗り込み、そして行き先を告げ、発車していきました。 私にありがとうもさようならも言わずに。 待たされていた私が乗っていたほうのタクシーの運転手さんは しばらく同情するかのような表情で私を見つめた後、 おもむろに発車し、着いてから当たり前のように(当たり前ですが)料金を請求しました。 普段の倍ほどの料金でした。 人間不信になりそうな25才の冬でした。

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