姑はこの温厚な私を怒らせる天才です。

姑もあちこち病気になり（もともと大病人。しかし気丈さでそんなところは微塵も感じさせない）少しは私の世話にならざるを得ないからか

私に気遣いを見せるようになってきました。

この「世話になるから気遣い」の部分が一番嫌だというのに。



姑の口癖は「うまいこと言うとき」。


この、「『うまいこと』言うて相手を使ったり考えを変えさせたり」というのが

どれほど不愉快なことだということか

さんざん、噛み砕いて説明しても姑はそれが最善の策だと信じて疑わないのです。


気を遣わなくてもうまいこと言わなくても

手伝うべきなことは手伝うから、と。それは当たり前のことだからと言ってるのに。



義兄が町会議員の選挙に立候補しました。

今のめちゃめちゃな町政（ちなみに私の住む町は日本一水道代が高い）に文句を言うだけやったらアカン、自分らで変えていかなアカンとの志で。

私も私の夫も大賛成です。賛同しています。


「１０人に『誰でもええんやったら義兄に入れて～』と声掛けたら一人くらいは投票してくれる」と姑はけったいな

『協力』を呼びかけてきました。


昨日、あれほど説明したのに！そういうの「違う」って。（選挙に義兄が出たことを私たちが嫌がっていると思っていたようなので。姑の思う『協力』がなければ反対していることになるらしい）

つうか、説明すんの嫌やで！説明しないのはもっと嫌やからしてるねんで！



義兄の会社が今日、留守になるので

舅が留守番を頼まれたらしい。


昨日、私は暇にしているから留守番は私が代わりに行くとの申し出を舅の代わりにきっぱりと固辞したくせに

さっき、「（舅が）今、出たから」とわざわざ電話してきました。

「『何か手伝うことないですか？』って行っておいで。（命令口調）
そうしたら（舅の）気がええやろ？」


はあ？


なんで私が舅の機嫌取らなあかんねん？



ええかげんにせえよ、ババア。